スコットランドのシングルモルトウイスキー、グレンモーレンジィから日本のミズナラオーク樽で熟成させた限定ウイスキー「グレンモーレンジィ トーキョー」が誕生。東京の街をテーマにしたという味わいとは――。
“東京の楽しさ”を凝縮させた限定ウイスキー
「すてきに、デリシャス」なシングルモルトウイスキー「グレンモーレンジィ」は、スコットランドで最も背の高いポットスチル(蒸留器)が生みだす、フルーティーで華やかな味わいが持ち味。こだわりの製法がもたらす味わいが、ビギナーからエキスパートまで多くのファンを魅了するウイスキーだ。
その最高蒸留・製造責任者であるビル・ラムズデン氏は、バイオケミストリー(生化学)の博士号取得という知見を持つ世界屈指のウイスキークリエイター。ウイスキーに独特の個性を与える最高の樽を探すべく世界中のワインやスピリッツの産地を旅しており、日本にも1999年からほぼ毎年来ているという。
そんなビル博士が長年構想を温めていた“東京をテーマにしたウイスキー”が、去る2023年10月、「グレンモーレンジィ トーキョー」として発売された。
「東京は古いものと新しいもの、静と動など、さまざまな魅力が凝縮した都市です。そんな東京の街のようにコントラストに満ちた味わいをつくりたいと考え、ミズナラオーク樽でねかせた長期熟成酒を加えたのが『グレンモーレンジィ トーキョー』です。ミズナラオーク樽は希少なため入手するのに何年もかかりましたが、遂に十分な量を確保することができ、このウイスキーを完成させることができました」
樽へのこだわりが生んだ多彩な味わい
ビル博士いわく、グレンモーレンジィはキリンのように長い首のポットスチルを使って蒸留するため、フレーバーが非常にデリケート。だからこそ熟成に用いる樽は厳選する必要があり、通常はバーボン樽とシェリー樽の両方を使っている。
この2種類の樽によってクリーミーかつソフト、そしてバニラやアーモンドやココナッツを想わせる香りを与えられたグレンモーレンジィに、ミズナラオーク樽が生みだす風味を調合させた「グレンモーレンジィ トーキョー」は、刺激的で大胆な風味と柔らかな甘みが特徴だ。少し加水してじっくりと味わえば、ペッパー、ビターチェリー、ココナッツ、オレンジゼスト、そしてオークを想像させる甘い香りも現れてくる。
ビル博士の東京への想いと樽へのこだわりが生んだ限定ウイスキーのなかに潜む、多彩な味との出合いを楽しみたい。
人気のバー2軒で珠玉のカクテルを堪能
Bar LIBRE GINZAとP.C.M. Pub Cardinal Marunouchiの2軒のバーに「グレンモーレンジィ トーキョー」のポップアップバーが登場。オリジナリティ溢れるカクテルを提供する。
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MHD モエ ヘネシー ディアジオ TEL:03-5217-9732