フルーティーで華やかな味わいのウイスキー「グレンモーレンジィ」から限定品が登場。ボタニカルなアロマ溢れる「グレンモーレンジィ フォレスト」は、森の神秘を彷彿とさせるシングルモルトだ。
まるで森の中にいるかのようなシングルモルトウイスキー
ウイスキー界で、ひと際その名を馳せるサイエンティストがいる。
ビル・ラムズデン博士は大学で生化学を専攻し、発酵生理学(yeast physiology )の分野で博士号を取得した科学者。スコットランドが世界に誇るウイスキー「グレンモーレンジィ」の最高蒸留・製造責任者だ。ラムズデン博士は、科学のバックグラウンドと、ウイスキーに携わってきた経験、芸術的センスによってその才能を発揮し、世界屈指のウイスキークリエイターとして数々の賞を受賞。革新的な作り手として、業界で一目置かれている。
そのラムズデン博士が自宅近くの森を散策しているときに考えていたのが「森の景色、音、香りをウイスキーのなかに表現できないか」ということ。博士は、古代のウイスキーメ-カーが苔や倒木、ヘザーなど森にあるさまざまなボタニカルを使って大麦を乾燥させていたことを思い出し、試行錯誤の末、ヘザー、ジュニパーペリー、白樺の樹皮を燃料として焚き、乾燥させた大麦によるシングルモルトウイスキーを完成させた。
それが2023年2月15日から発売する「グレンモーレンジィ フォレスト」。2020年の「グレンモーレンジィ ケーク」、2022年の「グレンモーレンジィ ウィンター」に続く物語シリーズの第3弾「森の物語」だ。
そのテイストは、最初に胡椒のようなピリっとした、発泡に近い感覚を覚えると、ペパーミント、メンソール、ユーカリ、松、木々の樹液、アンゼリカ、ビターオレンジといったさまざまな味わいのセンセーション。最後まで微かな薫香を漂わせ、長く続く余韻を楽しめる。
「森に入るたびに、前の晩に降った雨の香りや、葉が揺れる音など、新しい発見があるんです。そこで、私たちの祖先が行ってきたように、森の材料を使って大麦を乾燥させ、ウイスキーの世界に森をよみがえらせることができないかと考え始めたのです。多くの実験を経て、森そのものと同じくいらい青々とした森林のようなグレンモーレンジィが誕生しました。松葉、森の苔、ジュニパーのシャープな香り、ユーカリ、ミント、ビターオレンジ、遠くの煙のようなアロマを持つ『森の物語』は、森の奥で楽しむにせよ、自宅でカクテルとして楽しむにせよ、飲む人を包み込み、楽しませ、驚きを与えてくれるウイスキーです」
とラムズデン博士はコメントする。
なお、パッケージデザインを手掛けたのは、世界で活躍するタイの人気イラストレーター、ポム・チャン氏。彼女は森に入っていたときの感覚や、ラムズデン博士との会話からインスピレーションを得てパッケージに森を表現。ウイスキーのフレーバーとボタニカルな要素が豪華な色彩で描かれている。
なお、2023年3月31日まで、銀座の人気バー「Bar LIBRE GINZA」にて、グレンモーレンジィ フォレストとそのカクテルを楽しめるフェアを開催中。こちらもぜひ訪れたい。
目を閉じ、グラスからひと口「グレンモーレンジィ フォレスト」を口のなかに注いでみる。瞼の裏側に広がるのは、瑞々しい森だ。まるで森林浴をするかのような、癒やしの時間に酔いしれたい。
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