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2023.02.25

THE BAR|日本一のカクテル「アリビオ」も味わえる、ザ・リッツ・カールトン京都のバー

断言しよう。今、自分のレストランリストに入れておくべきはカウンターの店だ。なかでもクリエイティヴなカクテルを提供するバーは絶対に行きつけにしておきたい。通えば通うほどパワーチャージできる、唯一無二のカクテルバーから、今回は京都・二条の「THE BAR The Ritz-Carlton, Kyoto(ザ・バー ザ・リッツ・カールトン京都)」を紹介する。

「ザ・バー ザ・リッツ・カールトン京都」の浅野氏

石川県のホテルを皮切りに、東京のラグジュアリーホテルなどでバーテンダーとして勤めた浅野氏。

ゲストと心を通わせ、縁をつなぐ唯一無二のカクテル

世界最高峰のホスピタリティに加え、滝のある庭園など日本的な趣も湛えた『ザ・リッツ・カールトン京都 ザ・バー』。宿泊客だけでなく、京都を訪れる国内外のバーホッパーが足を向ける名バーだ。

マネージャーの浅野陽亮氏は「バーは人とのつながりやぬくもりを感じられる場所。だからこそ、このバーでは飲む人が寛ぎや幸福感に浸れるカクテルをお出ししたい」と話す。

そんな浅野氏が生みだし、「バカルディレガシーカクテルコンペティション2020日本大会」で1位に輝いた「アリビオ」はスペイン語でやすらぎの意味。「フレッシュなバナナが入っているので、トロリとしてゆっくり口の中を流れるカクテルです。どちらかというと、食後に味わっていただきたい一杯でしょうか。やわらかな味わいでほっと心を和ませ、ご自身のこれまでや、心の声を聞く時間にしていただければ」

ザ・バー ザ・リッツ・カールトン京都のカクテル「アリビオ」」

「アリビオ」¥3,163。次世代のクラシックカクテルというお題のなか優勝を果たした作品。バカルディラム(8年熟成)やシャルトリューズにバナナ、ライムなどをシェイク。

ザ・バー ザ・リッツ・カールトン京都のカクテル「ジェヌイン・ケア」」

煎茶、日本酒、グレープフルーツジュースなどを使ったシグネチャーカクテルのひとつ「ジェヌイン・ケア」¥3,795。

カクテルは、ゼロから発想して作るよりも、クラシックカクテルをツイストすることが多いそう。「アリビオ」は、「ラストワード」からインスピレーションを受けてジンをラムに変え、甘みやトロミを加えながら完成まで試行錯誤した作品だ。

海外からのゲストも多いから、カクテルでも京都を体感してほしいと、シグネチャーカクテルには、煎茶や日本酒、柚子など京都の素材も用いる。「一期一会とはいえ、バーテンダーはお客様とやりとりして心を通わせる仕事。たわいのないお話のなかから好みをすくいとり、即興でカクテルをお作りするのも楽しいひとときです」と、カクテルでつながる縁を大切にしたいと言う。

ザ・バー ザ・リッツ・カールトン京都の店内

ホテル内にある洗練された雰囲気が漂う『ザ・バー』。

ザ・バーザ・リッツ・カールトン京都/THE BAR The Ritz-Carlton, Kyoto
住所:京都府京都市中京区鴨川二条大橋畔
TEL:075-746-5555
営業時間:17:00〜L.O.23:00
定休日:日・月曜
座席数:50席(カウンター7席)
料金:カクテル ¥2,404〜、チャージなし

TEXT=中井シノブ

PHOTOGRAPH=伊藤信

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