GOURMET

2021.12.15

京の宿「東山 四季花木」でいただく「日本料理 研野」の特別な朝ごはん

「自分だけの京都の別荘」のようなスモールラグジュアリーホテルで、いま京都で最も予約が取りにくいといわれる日本料理店が手がける朝食をいただく。このためだけにわざわざ京都に行きたくなる――。

研野朝食

京都・東山の最強コラボレーション

東山--。京都の洛東、東山は古くから広大な邸宅や風雅な別荘がある由緒正しき気のいいエリア。平安神宮や南禅寺といった歴史的名所に、京セラ美術館など話題のスポットが集まる。また、最近は佇まいのいいホテルやレストランが続々とオープンするなど、いま最も目が離せない場所となっている。

そんな場所にある「東山 四季花木」は、京都で暮らすように泊まることができるスモールラグジュアリーホテルだ。インテリアデザイナーでオーナーの北山ますみ氏が手がけた8室の客室は、遠州、庭玉など茶室の名がつけられ、京都らしさと、おだやかなくつろぎを感じさせつつ、決して押し付けにならない室礼(しつらい)が特徴。

すべての部屋は、四季を感じられるプライベート庭園のついた部屋、京唐紙を配した和室のある部屋、骨董や盆栽が上品に飾られる部屋など、すべて趣が違うから、何度も通ってタイプの異なる部屋に宿泊し、好みの部屋を見つけたい。

四季花木

そんな京都らしいホテルが、1日だけの特別なコラボレーションを行う。

タッグを組むのは「日本料理 研野」。2021年3月にオープンするやいなや、予約困難となった東山の話題の店だ。主人の酒井研野氏は、名店「菊乃井」で腕を磨いた後、中国料理「京、静華」、イノヴェーティヴ・フュージョン「LURRA°」でも修行。その経験を伝統的な和食に生かしている。

研野

このコラボレーションでは、酒井氏による朝食がいただけるのだ。ホテルに泊まるなかで、朝食は楽しみのひとつ。「研野」の夜のメニューとは異なる、土鍋で炊いたご飯、粕汁、西京焼きと野菜のおかず、ごはんのお供、デザートという内容は、京都滞在をきっと忘れられないものにしてくれるはずだ。

この幸せなステイは、24日のクリスマスイヴに宿泊したゲストが、25日の朝に味わえる1日だけの特別なもの。残りわずかなので、ぜひ予約したい。

外観

HIGASHIYAMA SIKIKABOKU
住所:京都府京都市東山区三条通白川橋西入ル今小路町85-1
TEL:075-744-6654
室数:8室
料金:¥59,000~(1室2名利用、「研野」の朝食つき)
アクセス:地下鉄東西線東山駅より徒歩1分
※朝食は7:00~、9:00~、11:00から選択。各定員は8名
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TEXT=八木基之(ゲーテ編集部)

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