GOURMET

2020.06.15

リストランテ ラ・チャウ|芝浦の穴場イタリアン。 アラカルトが充実の大人の隠れ家

毎年恒例のゲーテレストラン大賞「ゲーテイスト」。今回も秋元 康さん、小山薫堂さん、中田英寿さん、見城 徹の食を愛する4兄弟が集結、ここ1年のお薦めのレストラン(全52店)を教えてもらった。28店目は、 北イタリアはピエモンテ州の料理とワインが楽しめるリストランテ。

リストランテ ラ・チャウ

何を食べても味のバランスが絶妙

ーー北イタリアはピエモンテ州の料理とワインが楽しめるリストランテ。店主の馬渡 剛シェフはアルバの一つ星『ラ・チャウ デル・トルナベント』で4年半修業し、都内の一流ホテルで活躍したベテラン。2007年にオープン。

中田:今年で開業13周年を迎えるんですけど、その割にあまり知られていなくて、気軽に行けて美味しいイタリアンのお店です。

見城:「ラ・チャウ」ってどういう意味なの?

中田:ピエモンテの方言で「鍵」という意味で、シェフは「人々の笑顔の鍵になる店」を目指しているんだそうです。

秋元:いいね。

中田:イタリアのワイナリーの人たちもよく来るそうで、壁にサインが描かれてるんですよ。シェフは他にも何店舗か経営してるんですけど、どこも味のバランスとセンスが抜群です。

見城:場所はどの辺にあるの?

中田:芝浦です。僕、あの辺り、たまに行くんですよ。お店は地下にあるんですが広くて、6人ぐらいの個室もあるので使いやすいです。

見城:それは行ってみよう。そんなに高くもなさそうだし。

中田:コースは1万円以下ですし、ワインを飲んでもひとり1万5000円ぐらいです。

秋元:ヒデが好きなのは何?

中田:「様々なお肉の藁包み焼き」とか、ピエモンテの郷土料理が好きです。

小山:予約は取れるの?

中田:はい、わりと。

秋元:旨くて予約が取りやすいっていうのは重要だよね。ゲーテイストで紹介しちゃったから混んじゃうかも。

見城:あと、コースだけじゃないっていうのもお店選びのポイントだね。

中田:その点、ここはアラカルトも充実してるし、本当にいい隠れ家ですよ。

「ピエモンテ風 様々なお肉の藁包み焼き」

「ピエモンテ風 様々なお肉の藁包み焼き」¥3,800(1人前)。左から愛媛県産鬼北キジ、NZ産仔羊、岐阜県産鹿。

「ピエモンテ州クーネオ産ポルチーニ茸とウサギのタリオリーニ」

「ピエモンテ州クーネオ産ポルチーニ茸とウサギのタリオリーニ」¥2,800。

「ローストした玉葱の詰め物ピエモンテ風チーズのソース トンダジェンティーレと共に」

「ローストした玉葱の詰め物ピエモンテ風チーズのソース トンダジェンティーレと共に」¥2,400。トンダジェンティーレはピエモンテ産のヘーゼルナッツの品種。

1階はカジュアルな姉妹店『ヴィネリア ラ・チャウ』。

地下にありながらも開放的な店内。開業6年目に今の地に移転し、今年で7年目。1階はカジュアルな姉妹店『ヴィネリア ラ・チャウ』。

Ristorante La Ciau
住所:東京都港区芝浦2-16-7 中野第3ビルB1
TEL:03-3451-3725
営業時間:11:30~L.O.14:00/18:00~L.O.22:00
休業日:火曜
座席数:30席、個室1室(~8人)
料金:コースはランチ¥1,750~(平日¥1,300)、ディナー¥6,000~
http://laciau.com

※現在、レストランの営業時間、休業日など記載の情報と異なる場合があります。ご来店時は事前に店舗へご確認ください。

TEXT=小松めぐみ

PHOTOGRAPH=中庭愉生

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