冬の金沢の楽しみは、風物詩「香箱ガニ」「ノドグロ」「寒ブリ」をはじめとする、冬の味覚から。金沢に行ったら、ぜひ訪れたいお店を紹介する。
3代目店主の若き感性を、伝統の味にプラス
金沢には、長年愛される老舗のおでん屋が多く、おでんだけでなく、刺し身や煮物など旬の食材を生かした一品料理も楽しめる。
「よし坊」も、そんな老舗のひとつ。香林坊で暖簾を掲げて60年以上になる。金沢おでんの冬の定番は「カニ面」。なかでも「香箱のカニ面」は絶品。カニ身の内側に濃厚な内子やカニ味噌、プチプチとした食感の外子がぎっしりと詰まっていて、食べごたえも十分だ。

皓太さんと母親の良枝さん。おだやかな雰囲気も人気の秘密。

濃厚な肝がおいしいバイ貝(時価)や、車麩(¥220)、手摘みワカメ(¥330)など、金沢ならではの具材が豊富。

すべて手作業で詰める「香箱のカニ面」(¥1,540~)。オスのカニ面は3月20日頃まで提供。

作り手から直接学ぼうと酒蔵をめぐる皓太さん。能登や加賀、県外の日本酒も各種揃える。
店を切り盛りするのは、3代目の店主 越田 皓太さん。受け継いできた味を守りながら、塩麹や酒粕などの発酵食を生かしたメニューを開発したり、出汁の旨みの種類に変化を加えたおでんダネを別鍋で提供するなど、若き感性で日々新たな挑戦を続けている。
おでん よし坊
住所:金沢市香林坊2-4-21
TEL:076-221-8048
営業時間:17:30~22:00(売り切れ次第終了)
休業日:日曜 / 祝日