美しいデザインや斬新な機構など、魅惑的な腕時計との出合いは大きなシゲキとなり、新たな考え方やアイデアを生みだすきっかけにもなるだろう。シゲキ的な高級腕時計を厳選。【特集 高級腕時計のシゲキ】
ジャガー・ルクルト/スポーティに楽しみたいハイコンプリケーション
ジャガー・ルクルトが得意とする永久カレンダー機構を搭載した100m防水のスポーツウォッチは、シーンを選ばない知的なラグジュアリースポーツウォッチ。時計のルーツは1968年製のメモボックス・ポラリスで、ふたつのリューズを持つスタイルが特徴だ。
ロレックス/計器としてのデザインをシゲキ的にアップデート
航空計器をイメージした、二桁の分表示インデックスが特徴。今年は5分の表示が、5から05へと2桁になり、デザインの統一感が高まった。針とインデックスには夜光塗料を塗布し、暗所での視認性が向上。着実なアップデートによって、さらに使いやすくなった。
パルミジャーニ・フルリエ/画期的かつシゲキ的なGMT機構に注目せよ
数ある時差修正機構のなかでも出色の出来。8時位置のプッシュボタンを押すと時針がジャンプしてローカルタイムを表示し、下から現れるゴールド針がホームタイムとなる。そしてリューズ上のボタンを押すと、パッと2本の時針が重なる。その使い勝手に驚愕。
ブランパン/高度な機構を組みこんだダイバーズウォッチ
搭載するアニュアルカレンダー機構は、6月は30日まで、7月は31日までといった差異を把握しながら表示する機構で、3月1日に修正するだけで一年を通じて便利に使える。繊細なリューズを操作する頻度が減り、故障しにくくなるというメリットも大きい。