アフターコロナへと、世界は少しずつ歩み始めている。新作時計イベントの始まりを告げる「LVMH WATCH WEEK 2022」では、華やかさと機能性を両立させた美しい時計が揃った。
宝飾と時計の競演。多彩な顔を持つブルガリの真骨頂
ローマで生まれたラグジュアリーメゾン、ブルガリは、1970年代から高級時計の製造もスタート。2000年からは実力派の複雑時計工房やケース会社、ダイヤル会社などを傘下に収めることで、さらにハイレベルな時計作りが可能となった。近年は薄型ウォッチの開発に力を入れ、’21年には、世界で最も薄い自動巻き式永久カレンダーウォッチが完成。これによってブルガリは、7つめの薄型ウォッチ世界記録を達成した。
今後もまた新たな薄型ウォッチが登場する可能性があるが、「LVMH WATCH WEEK 2022」では、もうひとつの強みであるハイコンプリケーションウォッチにも力を入れる。実はブルガリは長年、ハイコンプリケーションウォッチを作ってきた。しかも最も難易度が高い「鳴り物系」を得意としている。例えば“グランソヌリ”というのは、毎正時になるとその数に合わせ(1時なら1回、5時なら5回)、そして15分ごとにもチャイムが鳴るというもので、エネルギーマネジメントの点でも、かなり高度な技術が求められる最上級機構。また“カリヨン”は、3つのゴングとハンマーを持つ機構で、美しい音を奏でて時刻を知らせてくれる機構だ。
こうした時計技術の最高峰に、優美なジェムセッティングやモダンなデザインを組み合わせるのもブルガリが得意とする手法。卓越したジュエラーとしての美的表現と、高度な時計技術を融合させたブルガリの時計は、比類なき存在なのである。
超絶コンプリケーションが奏でる美しくエレガントな音色
シンメトリーにデザインされた9時位置のプッシュボタンを押すと、ミニッツリピーターが起動。3つのハンマー&ゴングで明瞭な音を奏でる。スケルトンにすることで、ケース内に音を響かせるという非常に凝った構造となっている。
4つのゴング&ハンマーを採用し、ミニッツリピーターやプチソヌリ、グランソヌリを備える最高峰の複雑機構。ケースやダイヤルにエメラルドとダイヤモンドを贅沢にあしらった、究極のユニークピースだ。
問い合わせ
ブルガリジャパン TEL:03-6263-0100