ふたつの鼓動、その原動力
過激なデザインと機構で人気のロジェ・デュブイだが、実は顧客志向なブランドだと本国プロダクト戦略マネージャーのグレゴリー・ブルタンは語る。
「高価な時計でも、顧客は毎日つけたいと思っている。であれば、それに見合った時計へと進化させなくてはいけません。2005年にダブルフライングトゥールビヨンを発表しましたが、それから15年間で6〜7回は改良しています。我々のアイコンだからこそ、実用性も満たす形で進化させたい。今回のキャリバーRD108SQは、パワーリザーブを72時間にするためにエネルギー効率と素材の両面で改良を加え、さらに耐磁性も向上。こういった“ハイパーオロロジー”の世界は、続々とレベルが上がっているので、品質を向上し続ける必要があるのです」
“ハイパーオロロジー”とは、過激な超絶機構を備えた時計のこと。しかもロジェ・デュブイは、伝統的な価値も加える。
「ムーブメントやケースは、ジュネーブ・シールを取得しています。これは、伝統的な技法や仕上げに用い、精度も高いという証明です。ハイパーな時計であるには美観も必要なのです」
ロジェ・デュブイは小規模なブランドであるため、意思決定が早い。だからスピードを上げて、次世代の時計へと加速していける。それが強みだ。
問い合わせ
ロジェ・デュブイ TEL:03-4461-8040