ステイホームが基本になり、会食もパーティも、海外旅行もなくなった。新時代のルールではあるが、少々息苦しいと感じてしまうのは仕方がないもの。だからこそ2021年は、インパクトのある高級時計で腕元から運気を巡らそうじゃないか! 時計ジャーナリスト篠田哲生が解説!
PIAGET/ポロ(スケルトン)
人気のラグスポモデルが超薄型ケースに!
超薄型ウォッチの名門であるピアジェが、マイクロローター式の極薄スケルトンムーブメント、キャリバー1200S1を搭載して、ラグスポモデルを薄型化。3気圧の防水性能やボリューム感のあるフォルムながら、ケース厚は6.5mmしかない。
ZENITH/クロノマスタースポーツ
大人気クロノグラフの正常進化はこういう形
1969年に誕生し、今も最高峰クロノグラフムーブメントと称される「エル・プリメロ」がついに大きく進化。クロノグラフ秒針は10秒で1周するため、より正確な計時が可能となる。セラミックベゼルによって、デザインも洗練されている。
CVSTOS/チャレンジ クロノ Ⅲ-S
ボリューム感ある造形美で遊ぶ
優美なフォルムとスケルトン設計による構造美、さらにグレード5チタンの質感の違いで立体感を演出する手法など、ディテールにこだわったラグジュアリーなスポーツウォッチ。昨年から人気のモデルだが、今年はホワイトを追加。
時計ジャーナリスト篠田哲生の2021年の時計選び3つのポイント
1. 今年は上半期モデルに注目
2. レアモデルが続々と日本へ
3. 今こそ“最幸”の買い時!
「2020年に発売予定だった新作が今年にずれこんできた事例も多く、今年は前半に有力モデルが集まりそう。またアジア圏の状況は欧米よりも悪くないので、希少品が集まっているという話も聞きます。スペシャルワンの時計を手に入れやすい、まさに今がチャンスと考えることもできますね」