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2020.04.14

シャネルが放つエスプリに富んだ2トーンの世界観【意欲的新作ウォッチ①】

新型コロナウイルスが世界を一変。ウオッチシーンも例外ではない。4月末から5月初旬にかけて開催予定だったジュネーブでのWATCTES & WANDERS(旧称SIHH)や、世界最大の時計宝飾エキシビション、バーゼルワールドをはじめ、各地で新作発表会が中止や延期を余儀なくされている。一体新作はどうなるのか!? しかし心配ご無用。主要ブランドからは、新作情報が続々と届いている。そんななかから、リアリティのあるプライス設定で、新鮮な驚きや価格以上の満足感が味わえる“活きのいい”モデルを厳選! こんなときだからこそ、暗雲を吹きとばすような時計のパワーを改めて感じて欲しい。

シャネル

『J12 パラドックス』が登場

2000年にブラックセラミックのケース&ブレスレットで、センセーショナルなデビューを飾ったシャネル『J12』。03年にはホワイトセラミック仕様も加わり、以降バリエーションを広げながら、アイコンコレクションとして不動のポジションを築いてきた。

デビュー20周年を迎えた今年、ブラックとホワイトが混ざり合うことなく共存する『J12 パラドックス』が登場する。

ホワイトをメインに、右端に境界線でくっきりと区切られたブラックをフィーチャー。これまでの『J12』にはなかった光と影が、あるいは昼と夜が、共存するかのようなブラック&ホワイトの世界観が、逆説的で新鮮なエスプリを感じさせる。

 『J12 パラドックス』 自動巻き、セラミックケース、径38mm、¥865,000[予価/6月発売予定]

『J12 パラドックス』 自動巻き、セラミックケース、径38mm、¥865,000[予価/6月発売予定]

ブラックとホワイトのセラミックをカットして組み合わせる高度な技術に加え、文字盤とベゼルも明快なツートーンに仕上げる独自のテクニックも興味を引く。

昨年シャネルは、“何も変えずに、全てを変える”というコンセプトの下、大胆にして繊細な『J12』のリニューアルを敢行した。これを機に、シャネルが資本参加するムーブメントサプライヤー、ケニッシ社製の自動巻きマニュファクチュール・キャリバー12.1が『J12』に搭載されるようになったことも話題を撒いた。この新作にも、このムーブメントが搭載され、信頼性と独自性を高めていることも見逃せない。

問い合わせ
シャネル TEL:0120-525-519

TEXT=まつあみ靖

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