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2022.09.21

女優・大地真央との結婚式でも! デザイナー・森田恭通のシャンパーニュ遍歴

ワインのない人生なんて、血の通ってない人生だ! 経営者やクリエイターが愛してやまない偏愛ワインを紹介する。【特集 情熱の酒】

デザイナー・森田恭通氏

旅行や持ち歩きに適した、バーガンディカラーのケースがついたロブマイヤーの「トラベラー」。妻の誕生日にサプライズ旅行をした際に用意した思い出の品。

ロブションへのプレゼンでシャンパーニュが最強の武器に

森田さんといえば、やはり普段からお酒はシャンパーニュですよね?

「あちこちでそう言われますが、基本、お酒は料理に合わせて選ぶので、何でも飲みますよ」

そう笑ったデザイナーの森田恭通氏。しかし話を進めると、豪華なエピソードが次々と。

「結婚式がそもそもシャンパーニュ地方のモエ・エ・シャンドンの迎賓館でしたからね(笑)」

迎賓館であるトリアノンはモエ・エ・シャンドン社が世界中のVIPをもてなす特別な場所。15年前の2007年、モエヘネシーの日仏両社長の好意により、妻で女優の大地真央さんとの挙式会場として、迎賓館の特別貸切が実現できたという。

「挙式翌日、セラーの見学にメゾンを訪れたところ、1807年7月26日、ちょうど200年前の同じ日にナポレオン皇帝が遠征先からモエ家に立ち寄り、4代目ジャン・レミー・モエが出迎えてセラーを案内したという記念プレートを見つけたから驚きました。200年前ですよ」

森田恭通氏

「シャンパーニュを飲みすぎて軟骨が減ったのは僕だけ」と笑う。

若かりし頃は、ナイトクラブに遊びに行くと先輩たちがVIPルームでシャンパーニュを飲ませてくれたという。

「当時は価値も意味も知らず、飲めるのがただ嬉しいだけ。でも歴史やモエ・エ・シャンドンという世界一有名なメゾンを知り、さらにドン ペリニヨンは、生みの親である修道士の名前だったなど、知識が増えるにつれ、大切に飲もうと思うように。それこそ、森田が大人になった瞬間です(笑)」

その後、名古屋にモエ・エ・シャンドン社の住所である『ヴァン・アベニュー・ド・シャンパーニュ』の名にちなんだバーをつくり、後にドン ペリニヨン専門バーの銀座出店など、シャンパーニュとの関わりも。

「僕は、人は食事をしながらお酒を楽しんでいると、本音が出てくると思うんです。時々、思わぬプロジェクトの悩みや相談もあったり。一緒に食事やお酒を飲む人は、基本仕事が大好きな人ばかりだから。でも楽しみ方もみなプロフェッショナルで、無理をしない。そんな関係だから食事もお酒も美味しい!」

「シャンパーニュ・ラリエ ジョエル・ロブション」シリーズ

左の3本は「シャンパーニュ・ラリエ ジョエル・ロブション」シリーズ(一部完売)。右の1本「コンペの審査員をしたご縁でデザインした」という、兵庫県の銘酒 富久錦のスパークリング純米酒「祝泡(しゅわ)」は、白のエンボスラベルがシンプルでスタイリッシュ。

そして森田さんとシャンパーニュの特別な付き合い方といえば、ラベルをデザインすること。

「『シャンパーニュ・ラリエ ジョエル・ロブション』は伝説のシェフ、ジョエル・ロブションさんが亡くなった後に依頼された仕事でした。ロブションといえばルージュドノワール(赤と黒)。それに彼が部屋に飾っていた好きな絵をモチーフにしたら喜ぶかなと。ラベルのベースにヘリンボーンを使ったのも、フランス、そして彼への賛辞です」

恵比寿のジョエル・ロブションのリノベーションは森田氏が手がけたもの。ふたりの関係はとても深かったのだ。

「2階のメインダイニングにシャンパーニュゴールドを配色した特殊ガラスを使いたいと提案したら、彼がその意図がよくわからないと首を縦に振らなかったんです。どう説明したらいいかなと悩んで、次の日シャンパーニュを頼んだ。グラスを太陽にかざし『こういうことです』と見せたらすぐに納得してくれて、あのガラスが実現しました。それ以来、僕の顔を見ると『シャンパーニュを飲むか?』と聞くのがチャーミングで。ロブションさんとのいい思い出です」

森田さんの人生=シャンパーニュ。これは過言ではない。

 

Yasumichi Morita

Yasumichi Morita
1967年生まれ。デザイナー、グラマラス代表。国内外で活躍し、商業施設やホテルのデザインも。2015年よりパリで写真展を継続して開催。オンラインサロン「森田商考会議所」主宰。

【特集 情熱の酒】

TEXT=今井 恵

PHOTOGRAPH=新倉哲也(SIGNO)

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