仕事に邁進するビジネスパーソンが、ふと閃きを得られる場所に毎月ホラン千秋が突撃取材! 話題のスポットを紹介する本連載「ホラン千秋の閃き空間」。今回は、マンダリン オリエンタル 東京 広東料理「センス」へ。
マンダリン オリエンタル 東京 広東料理「センス」
「食は広州にあり」と言われるように、豊富な食材でシンプルながら素材の旨みを引きだす広東料理。私も大好きなのですが、なかでも本場・香港の伝統技法を守りながら、日本の新鮮な食材を大胆に使用した独自の料理を楽しめるのがマンダリン オリエンタル 東京のレストラン、広東料理「センス」です。この夏、そのお料理とオリジナルウイスキーとの特別ペアリングディナーが味わえると聞き、早速うかがってきました!
開業時より「センス」を率いるふたりの料理長が目指すのは"本場より美味しい広東料理"。特に焼き物は「強い火を使う広東料理ですから、一気に火を入れた出来立てをお出ししたい」(中間利幸料理長)と注文が入ってから食材を捌き、焼き上げるというこだわりが。その言葉どおり、専用の釡で焼き上げた叉焼(チャーシュー)や仔豚の丸焼きは、溢れる肉の旨みと香ばしさが口に広がります。そのほかにも、4時間かけてとった出汁に干し貝柱や鮑(あわび)、スッポンなどの具材を入れて1時間蒸し、オーダーを受けてからさらに蒸すという蒸しスープは、調味料をほとんど使っていないのにリッチな味わいに驚かされます。
そんなお料理とペアリングされるのが、ホテルのオリジナルウイスキーと近年注目を浴びている中国ワインです。オリジナルウイスキーは、世界のウイスキー愛好家垂涎の「イチローズ モルト」が手がけ、通常はボトルキープのみ販売という希少なもの。今回は料理に合わせ、焼き物にはストレートで、炒飯ならハイボールでと、グラスでいろいろな飲み方を味わえるのも、このディナーならでは。
食材を最大限に生かし、料理長のもてなしを味で感じる広東料理と、オリジナルウイスキーとのペアリングディナー。素敵な眺望とともに、ちょっと贅沢な時間を楽しんでみてはいかがですか?
MANDARIN ORIENTAL, TOKYO 「SENSE CANTONESE DINING」
住所:東京都中央区日本橋室町2-1-1 37F
営業時間:11:30〜L.O.14:30(土・日曜、祝日〜L.O.15:30)、17:30〜L.O.20:00
TEL:0120-806-823(レストラン総合予約9:00〜21:00)
「オリジナルウイスキー特別ペアリングディナー」
期間:8月28日(日)まで ※予約制
営業時間:17:30〜L.O.20:00
料金:¥40,700(8品のコース料理、そのうち7品はドリンクペアリングつき)、¥35,200(8品のコース料理、そのうち4品はドリンクペアリングつき) ※ともに税込・サ別