1972年の設立以来、一貫して日本(福井県・鯖江)製の高品質なアイウエアを生み出し続ける「EYEVAN」。その眼鏡をかけた熱き男たちを写真家・操上和美が撮り下ろす連載「男を起動させる眼鏡#4」。
PERSON 04
ARTA Project プロデューサー/総監督 鈴木亜久里
過酷なレースを勝ち残るには、眼という武器をフル活用する必要がある。生来優れた視力を持つ鈴木氏だけに、これまで所有してきたアイウェアの多くは、眼鏡よりサングラスだったと振り返る。
「それでも少し前から老眼になり、いわゆる眼鏡も選ぶようになりました。ただし眼鏡に頼らない生活が長かったせいか、重量を感じるフレームは少々苦手。すぐに顔からはずして、そのまま置き忘れてしまうことも(笑)」
今年59歳になる鈴木氏だが、日本人初のF1表彰台獲得をはじめとする、数多くのレースを制してきた鋭い眼力は今だ衰え知らず。
「自分でも少し目つきがキツいと感じることがあるんです。だから眼鏡は視力補正器具でありながら、同時に表情を和らげてくれるものであって欲しい。この1本はショップを訪れてすぐに目に留ったもの。これまであまりトラッドなデザインは選びませんでした。しかし、このモデルは新鮮かつ自分にマッチする1本と強く感じたのです。服やクルマも直感で選んできた僕ですが、昨今はそういう心に響くアイテムが少なくなったように思います。このモデルは少し賢そうに見えるという意味でも、グッと刺さった1本です(笑)」
Aguri Suzuki
1960年東京都生まれ。'88年に日本GPでF1デビューを果たすと、'90年の日本GPでは日本人ドライバーとして初めて、3位表彰台を獲得。現在は、世界に通用する日本人ドライバーの育成を目的としたARTA Projectでプロデューサー/総監督を務め、SUPER GTに参戦中だ。
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