オープンしたばかりの最新のトレーラーホテルから、愛犬の健康を考えたプランまで、愛犬も大満足の贅沢ステイが叶うホテルをセレクト。次のお休みは、どこに一緒に行ってリラックス&エナジーチャージしようか!!
最新トレーラーホテルで愛犬と過ごす「スペースキーポイント リビエラ逗子マリーナ」
都心から約60分とアクセスのいいリゾート「リビエラ逗子マリーナ」。敷地内に2020年にオープンした、全11室のスモールラグジュアリーホテル「マリブホテル」は、すでにドッグフレンドリーな場所として知られる存在。泊まったことがある愛犬家もいることだろう。
2022年7月、同敷地内に、トレーラーハウスを活用した新たな宿泊施設「SPACE KEY POINT(スペースキーポイント)」がグランドオープンした。
丸みを帯びた近未来的デザインのトレーラーホテルは、52平米の「Deluxe SPACE」と、25平米の3つのSPACE(客室)「Standard SPACE」。そのうち2つのSPACEがドッグフレンドリールームで、愛犬を同伴しての宿泊が可能だ。
一面の大きなガラス窓を採用し、とにかく眺望がいい。オーシャンビューを存分に堪能でき、海好きには最高のロケーションだ。サンセットは幻想的な雰囲気に。また、広いプライベートテラスが配され、水着を着用して専用のバーデプールで寛ぐこともできる。
愛犬用アメニティは、ドッグベッド、トイレシートとプレートが用意されている。ドッグカートやバッグ、愛犬用の食事などは持参しよう。
オーシャンビューのプライベートテラスではBBQを楽しむこともできる。契約農家や自社菜園にて循環型農法で作られたサステナブルな地野菜、近郊で獲れた新鮮な魚介類や持続可能な水産物「ブルーシーフード」認定のサステナブルシュリンプ、国産牛、鎌倉ハムの風味豊かな粗挽きソーセージなどこだわりの食材が用意される。
また、こちらは人間専用だが、宿泊者限定の完全貸切制の本格フィンランド式サウナ「OCEAN SAUNA」もある。セルフロウリュで体を芯から温めたら、水風呂を設けた専用デッキへ。雄大な相模湾を眺めながらの「ととのい」時間が過ごせる。
「スペースキーポイント」は、都心から約80分でアクセスできる神奈川・三浦の「リビエラシーボニアマリーナ」にも同時にオープン。愛犬と一緒にリゾートを満喫できる新スポットが増えたのは嬉しい。
スペースキーポイント リビエラ逗子マリーナ
住所:神奈川県逗子市小坪5-23-15 リビエラ逗子マリーナ内
TEL: 0467-23-0005
子豚やウサギ、フクロウ連れもOK! 「キンプトン新宿東京」
1981年にサンフランシスコで誕生し、世界で75を超えるホテルとレストラン、バー、ラウンジを展開するキンプトンホテルズ&レストランツは創業当時からペットフレンドリーだ。
2020年10月、日本に初上陸した「キンプトン新宿東京」もそれを受け継ぐ。全151室の客室のうち、半数近くでペットとの宿泊ができる。その条件も「家庭で飼育されていて、エレベーターに乗れるサイズ」と、かなり幅広い。犬だけでなく猫や小動物も受け入れ、これまですでに子豚やウサギ、フクロウなどが宿泊したこともある。
キンプトンは「とんでもなくパーソナルな」おもてなしで知られるホテル。予約をすると宿泊の数日前に、御用伺いのメールが届く。リクエストする際にペットの名前を伝えると、チェックイン時にエントランスのウェルカムボードに名前が載るのだ。画像を一緒に送ると、似顔絵を描いてくれることもあるという。
「キンプトン新宿東京」の館内は活気ある街・新宿にNYのアートシーンを融合させたユニークなデザイン。客室、バー、レストラン、どこに身を置いても、まるでマンハッタンのホテルで過ごしているように感じられる。愛犬と一緒ならば、リード連れのままチェックインできるのが嬉しい。
ペットとの宿泊は、1人につき1匹まで。エッセンシャルルームコーナーキング以上の客室タイプ。中型(11kg~)以上のペットとの滞在の場合は、プレミアムルームキングまたはスイートルーム利用となる。
「キンプトン・ペットステイ」を利用すると、ペットフレンドリーの客室にペット用アメニティが用意される(フードボウル・ウォーターボウル・ウェルカムビスケット・愛犬用ベッド・トイレ用シート)。ほかに、館内レストラン、インルームダイニングおよびテイクアウト商品で使えるダイニングクレジット(¥10,000分)、朝食、駐車場が無料になる特典も付くという。
愛犬用のベッドが用意されているが、人間用のベッドにも乗ることが許されているのは貴重だ。
すでにご存じの方もいると思うが、「キンプトン新宿東京」1階の「ザ・ジョーンズ カフェ&バー」は全席ペット連れOK、さらに、2階のダイニング「ディストリクト ブラッスリー・バー・ラウンジ」は、エリア(席)を分けてのペットフレンドリーだ。こちらは宿泊せずとも利用ができ、近隣の愛犬家などでいつの時間帯も賑わう。
キンプトンのシグネチャーサービスのひとつが、毎夕に開催されるイブニングソーシャルアワー。宿泊者は、館内のいずれかの場所(日替わり)で、カナッペとオリジナルカクテルでアペリティフを楽しめる。もちろん、ペットの同伴もOK。
アペリティフを楽しんだら、2階の「ディストリクト ブラッスリー・バー・ラウンジ」へ。マンハッタンの多彩なカルチャーと食文化をベースに、日本やアジアのアクセントを効かせたディナーを堪能しよう。こちらも希望すればペットと一緒に食事が楽しめ、ワンちゃん用メニューのオーダーもできる。
ワンちゃん以外の食事の用意はないが、ほかのペットも夕食のひと時を一緒に過ごすことができる。
ペットとの滞在は「キンプトン・ペットステイ」のほか、愛犬に癒しのひと時をプレゼントできる「ワンちゃんリフレプラン」などのプランも。
とんでもなく特別なステイを愛らしい家族とともに堪能あれ!
キンプトン新宿東京
住所:東京都新宿区西新宿3-4-7
TEL:03-6258-1111
※愛犬と宿泊の場合は、1年以内に狂犬病および伝染病の予防接種を受けている室内犬に限るなどの条件あり。証明書の提出が必要な場合もあり。
愛犬の健康を考えたプラン「オークウッドスイーツ横浜」
ホテルの快適さと暮らすような滞在を兼ね備えるレジデンス。最近は1泊から宿泊できるところが増えている。2020年10月に開業した、高級サービスアパートメント「オークウッドスイーツ横浜」は、全室47階以上の高層階にあり、館内の展望エリアからは横浜のベイエリアのパノラマビューが一望できる絶好のロケーション。都心に近いのにリゾート気分が味わえるとステイケーションにも人気の場所となっている。
2022年春からは、犬用ベッドの「gugu ドギー」と、犬の手作りご飯屋さん「HITOWAN」とコラボした宿泊プラン「PAW-WELLNESS(パウ・ウェルネス)」が登場し、愛犬とラグジュアリーな滞在ができるようになった。
コンテンポラリーなデザインで上質なインテリアに囲まれた客室には、フルキッチン、洗濯機を完備。もちろん、冷蔵冷凍庫、食器、調理器具、カトラリー、グラスなども揃う。自身もリラックスしながら、大切な家族の一員でもある愛犬と暮らすような滞在ができる。
「パウ・ウェルネス」のプラン特典は、グーグースリープの犬用ベッド「gugu ドギー」の利用(宿泊者限定「ドギー」10%OFF クーポン付き)、「HITOWAN」のドライフードとキューブご飯 が2個。犬用アメニティ(犬用ケージ、フード・ウォーターボール、トイレ用シート、除菌シート)も用意されている。
グーグースリープは、「better sleep better you(よりよい人生に、よりよい睡眠を)」をモットーに良質な睡眠を届けるブランド。人間用にマットレスを徹底的に研究し、それを愛犬用に応用して作られた犬用ベッドが「gugu ドギー」だ。食事として用意される「HITOWAN」は、獣医師・ペット栄養管理士が監修した、犬用の手作りごはんを販売するブランド。人間用の食材を犬用の栄養価に整えて、毎日、人の手で丁寧に作られているという。
キューブご飯は与え方が自由なので、主食はもちろん、ドライフードのトッピングとして与えることもできる。全客室にはキッチンが完備されているから、キューブをスープにするなど、アレンジするのも楽しい。
両社のアイテムはともに愛犬の"ウェルビーイング"をよりよいものにするために開発され、ペットのQOL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上と"犬生"を楽しんでもらいたい、という創業者の願いが込められている。
同じビルの1階に高級スーパーがあるから、自分たちの味わうワインや食材を調達し、キッチンで腕を振るうのもまた一興。高層階からの夜景を眺めながら、愛犬と一緒のディナーは有意義なひとときだ。なお、周辺はお散歩するにもぴったりの場所だから、翌朝は愛犬とともにウォーターフロント散策を楽しみたい。
オークウッドスイーツ横浜
住所:神奈川県横浜市中区北仲通5-57-2 ザ・タワー横浜北仲46~51F
TEL:045-211-6300
※犬の同伴は1室につき1頭。体重10kg、体高30cm、体長70cmまでの飼育された犬。