エトロがミラノデザインウィーク2023にて発表した、マルコ・デ・ヴィンチェンツォによる初のエトロ ホームインテリアズとエトロ ホームコレクションを紹介。
ヴィンテージモダンなインテリア
2022年6月にエトロのクリエイティブ・ディレクターに就任したマルコ・デ・ヴィンチェンツォ。その初となるインテリアとホームコレクションがミラノデザインウィーク2023にて発表された。
今回発表されたのは、エトロ ホームインテリアズ「DIVING INTO PATTERNS(ダイビング・イントゥ・パターンズ)」とエトロ ホームコレクション「OBJECTS&TEXTILES(オブジェクト&テキスタイル)」の2コレクション。
マルコ・デ・ヴィンチェンツォが、メゾンに受け継がれる伝統を重んじながらもモダンに再解釈。彼の現代的で詩的な感性を投影したコレクションをラインナップする。丸みを帯びた'70年代風のアームチェアや、トレーを用いたコーヒーテーブルなど、ヴィンテージムードを漂わせながらも、モダンなデザインが特徴的だ。
そんなエトロの新作ホームコレクションからいくつかピックアップして紹介する。
DIVING INTO PATTERNS(ダイビング・イントゥ・パターンズ)
エトロのインテリアコレクション。2017年からエトロのライセンシーを務めるオニーログループが、メゾンとの強固なパートナーシップのもとに、印象的な色合いの重厚な生地が織り成す、新しいエトロ ホームインテリアズのコレクションをデザインした。
![エトロのホームコレクション](https://goetheweb.jp/wp-content/uploads/2023/05/etro_home_4.jpg)
さまざまな色を用いた鮮やかな幾何学模様をデザインしたコレクションは、グリーン、ブルー、ナチュラルなアースカラーのカラーパレットを採用し、花柄のジャカード「プルーマ」も用いている。
なかでもエトロ ホームインテリアズのアイコニックピース「ダリア」のアームチェアはファブリックとカラー、エトロを象徴する2つの要素を前面に押し出した1脚。ミラネーゼデザインにインスパイアされた、コンテンポラリーなラインが特徴的。表面に使われているのは、重厚な手触りの花柄のジャカード「プルーマ」。ブルー、グリーン、ブラウンの3色を基調とし、パターンを織りで表現したブロケード生地が、このアームチェアの丸みを帯びた優しいシェイプを際立たせている。
![エトロのホームコレクション](https://goetheweb.jp/wp-content/uploads/2023/05/etro_home_2.jpg)
人気の積層材に、ポリウレタンフォームのパッド材を採用。シート部分にエラスティックウェビングを、張地にはコレクションの生地、あるいはレザーを使用した。あらゆる部屋に調和と安らぎをもたらすダリアは、座る人を優しく、快適に包み込んでくれる。H90cm×W98cm(H64cm)
OBJECTS&TEXTILES(オブジェクト&テキスタイル)
問い合わせ
エトロジャパン TEL:03-3406-2655