筋肉美をもつ女神シリーズ9人目は、モデル兼アパレルブランド社長でもある有名な“インフルエンサー女神”チェ・イネ。連載「マッスル美女」とは……
雑誌の表紙を飾り、“インスタ女神”と呼ばれるようになったチェ・イネとは
今回紹介するマッスル美女は、モデルでありながらアパレルブランド社長でもある有名な“インフルエンサー女神”チェ・イネ。ショッピングモール「イネのドレスルーム」を経営するCEOで、「インドレ」という愛称は韓国国内に広く知れ渡っているという。
大きな瞳が印象的な顔立ちに、魅惑的なプロポーションを誇る彼女だが、元は映像学科を専攻していた美大生だった。
「大学に通いながらデザイン会社に就職しましたが、ひどいいじめに遭って。勇気を出して身辺整理をしたんです」
デザイン会社を退社した後、自身のブランドを立ち上げた。何もかもが初めてで苦労したという。ゆっくり休んだり、食事を摂る時間もなかったため、夜勤しながらついつい間食してしまう習慣が続く毎日。不健康な生活を繰り返しているうちに体重は7kgも増量してしまった。
「変わり果てた自分の姿を見た後、衝撃を受けました。自社のブランドモデルに加えて、美容や健康についてのコンテンツも提供していたので、これは一大事だと……」
しかし、幼い頃から貧血で倒れることも多かったチェ・イネに過酷な減量は禁物。そこで無理なく健康的なダイエットを試みたという。特に注力したという3つのトレーニングを紹介する。
1.プランクの姿勢でさらに下半身を捻る「ツイストプランク」
2.四つん這いになって足裏で天井を蹴るように上げる「ドンキーキック」
3.仰向けでお尻を持ち上げる「リバースクランチ」
チェ・イネは主にこの3種類のトレーニングを重点的に行なってダイエットに努めたという。それぞれ、腹横筋と腹斜筋、大殿筋、ハムストリングスなどの部位に効果があるので、引き締まったメリハリのあるボディラインが完成したのは、それだけ努力を重ねた証とも言えるだろう。彼女は振り返る。
「栄養を考慮した野菜メインのヘルシーなダイエットメニューと、筋トレを並行して行った結果、3ヵ月で7kgの減量に成功しました。今まで悩んでいた貧血やむくみも改善して、健康も取り戻すことができました」
言葉に滲むのは、ルックスの変化はもちろん、心身ともに健康を取り戻せたことへの喜び。
その後、絶大な人気を誇るフィットネス専門誌『MAXQ』表紙モデルを務めると、雑誌はすぐさま完売してしまったという。さすがインスタグラムのフォロワー28万人を誇るインフルエンサーであるが、苦労や疲れを微塵も感じさせないのも彼女の魅力だ
「ここまで来るのには紆余曲折ありましたが、苦しみや悲しみはあまり見せないようにしています。私を見てくれる人たちに、なるべく幸せで楽しいエネルギーを伝えたいんです。それが今の自分を作る原動力にもなっているから」
「笑う門には福来たる」。そんな言葉がピッタリのチェ・イネ。今日も彼女の笑顔は眩しく輝いている。
■連載「マッスル美女」とは……
健康志向が高まり、身体を鍛える人が増えている昨今。お隣・韓国でも全国各地で大小さまざまなボディビル大会や"美ボディ・コンテスト"が開催されており、ここから輩出された"マッスル美女"たちが脚光を浴びている。美しくもしなやか筋肉美をもつ女神をシリーズで紹介する。