ジバンシーやプラダなど、モード界で研鑽を積んだモンブランの新アーティスティック・ディレクター、マルコ・トマセッタ（MARCO TOMASETTA）。彼が手掛ける新作レザーコレクションが、2022年3月に誕生する。
ハンドルやストラップなど、レザーディテール自体にペン先を彷彿とさせる美しい形状のデザインが施されている。左：トートバッグ￥179,300、右：ネオブリーフケース¥223,300。
ペン先を思わせるシンボルなど、筆記具のエッセンスを散りばめて
モンブラン「マイスターシュテュック」は、モダンなモード感の中にモンブランのルーツである筆記具のエッセンスを散りばめた機能的なアイテムをラインナップ。デザインディテールの多くは、モンブラン社内のデザイナーチームが制作し、ヴィンテージのパラジウム製ペン先の形状をデザインとして取り入れたという。2021年3月1日付で、モンブランのアーティスティックディレクターに就任したマルコ・トマセッタは、今回のコレクションの目的をこう語る。
「モンブランの時代を超越したアイコニックなシンボルである、ラグジュアリーなマイスターシュテュックという筆記具に、このコレクションのデザインをさらに近づけることでした。ペン先そのものをはじめ、滑らかで魅惑的な感触の、筆記具のプレシャスレジンのカラーと輝きといった独自の特徴を反映して、真に際立つアイテムを作り出しました。デザインが向上されただけでなく、モンブランのDNAをはっきりと伝えています」
今回発表されたバッグやスモールアクセサリーは、モンブランのクラフトマンシップがしっかりと継承され、かつ表現されている。さらに、大きなモンブラン エンブレムをあしらうなどのオリジナルのデザイン要素を加味することで、各アイテムたちに洗練されたエレガンスさをもたらした。
バッグの内側に秘められたモンブランの想い
モンブランのクラフツマンシップと品質の象徴ともいえるモンブラン エンブレム。これは、メゾンのヘリテイジ筆記具コレクションからインスピレーションを得たものだという。歴史あるエンブレムは、今回のコレクションのために再考され、2種類の大きなエンブレムとして各アイテムに採用されている。
ポーチの外側にはブルーが引き立つモンブラン山のシルエットが、独創的に使用されている。これは1920年のモンブランの広告用アートワークからインスパイアされたデザイン。左：ポーチ ¥104,500、中：コンパクトウォレット 6cc¥40,150、右：ポケット8cc ¥34,100
注目したいのは、整理や収納といった機能性の面も兼ね備えている点。コンパートメントにおいても、各アイテムの優雅なラインとシェイプを保ちつつ機能性の高さを実現しており、ビジネスシーンでも間違いなく活躍するはず。今回発表されたラインナップは、スタイリッシュでどんな装いにも最適なトートバッグ、従来のショルダーバッグを斬新に表現したネオブリーフケース、小旅行にぴったりのエレガントなダッフル、スタイリッシュなメッセンジャーなど、ワークスタイルに合わせたいラージレザーグッズも豊富に発表される。また、スモールレザーグッズからはモンブランのアーカイブから選ばれたレッドとブルーカラーもラインナップされた。
美しさと機能性、そして確固たる歴史を持つモンブランの新レザーコレクション。今春の新たな門出へのギフトはもちろん、自分への贈り物としても最適だ。
問い合わせ
モンブラン コンタクトセンター TEL：0800-333-0102
