ロールス・ロイス史上指折りの革新的なクルマであるレイス。その生産終了を記念したモデル「ブラック・バッジ・レイス・ブラック・アロー」が発表された。
発売前に伝説のモデルに。ブラック・バッジ・レイス・ブラック・アロー
2013年に登場し、ロールス・ロイスの本拠地である英国グッドウッドで設計・製造されたモデルの中でも、特に重要で影響力のあるモデル、レイス。
先代のファントムやゴーストよりもパフォーマンスを重視で、ロールス・ロイスに対する認識を根本的に変え、新たな若い顧客層の獲得に貢献した。
そんなレイスの最後のモデルであり、オール・エレクトリックの未来を見据えて製作される最後のV12クーペが今回発表された「ブラック・バッジ・レイス・ブラック・アロー」だ。
デザインのインスピレーション源は1930年代に当時の世界最高速度記録を樹立した「サンダーボルト」。車体にはロールス・ロイス史上屈指の複雑な表面仕上げ、グラディエント・ペイントを導入。ビスポーク・スターライト・ヘッドライナーには最多となる2117個の光ファイバーを散りばめている。他にも320ピースものパーツからなる寄木細工を組み込んだ、触感に富んだドラマチックなインテリア・ドア・パネル、インテリアにはこのコレクションのために特別に開発された新素材「クラブ・レザー」を採用するなど、レイスの最後を飾るにふさわしい徹底的なこだわりを感じられる一台だ。
生産台数はたったの12台で、すでに完売。発売前に「ブラック・バッジ・レイス・ブラック・アロー」はロールス・ロイスの伝説のモデルとなっている。
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ロールス・ロイス・モーター・カーズ www.rolls-roycemotorcars.com