FASHION PR

2025.05.23

なぜ今、資産としてエシカルダイヤモンドが注目されているのか?

まばゆい煌めきとピュアネスを宿し、万物最高硬度を誇るダイヤモンド。希少性と品格を兼ね備え、宝石の頂点に君臨するこの天然の奇跡に、エシカルな「透明性」を付加。資産としての可能性を高めた日本発のインターナショナルダイヤモンドブランド、サバースの「Mine to Mine®」に迫る。

※2025年7月3日(木)には、希少な5カラットダイヤモンドを実際に目にすることができるプライベートパーティを開催予定。詳しくは下記ボタンから要チェック。

ダイヤモンドを持つ見城氏

世界に先駆けてローンチしたMine to Mine®とは?

この日、見城徹が手にして撮影したのは、サバースが誇る最高品質5カラットの「Mine to Mine®(マイン トゥ マイン)」ダイヤモンド。わずかな光さえも捉え、まばゆい輝きを放つその1石は、優美なオーラを纏い圧倒的な存在感を放つ。近年、エシカル(倫理的)なダイヤモンドを装飾品ではなく、資産として持つメリットが大いに注目されている。サバースで「Mine to Mine®」を構築したUCHIHARA Group代表・内原一郎氏に、ダイヤモンドの真価について話を聞いた。

エシカルダイヤモンドが今、注目される理由とは

見城 実をいうと、ダイヤモンドに関しては、これまであまり強く関心を抱いたことがありませんでした。時計にセッティングされているダイヤモンドの輝きに美しさを感じることはあっても、それを自分が身につけるという発想にはなかなかいたらず。ジャケットの襟元にバッジのように飾るのも、どこか高級すぎる印象があって。しかし先日、内原社長のお話をうかがい、今日こうして5カラットのダイヤモンドを目の当たりにしてみると、ダイヤモンドに惹かれる気持ちが少しわかってきたような気がします。

内原 ありがとうございます。そう思ってくださる男性が、もっと増えてほしいと願っています。

見城 確かにダイヤモンドといえば、指輪やネックレスがまず思い浮かびます。ダイヤモンドセッティングの時計をプレゼントしたことはあるものの、額装されたダイヤモンドを見るのは今日が初めてです。さらにダイヤモンドの質が、産地や研磨をする場所によって違うということも初耳でした。

見城徹氏
見城徹
幻冬舎代表取締役社長。慶應大学法学部卒業。1975年に角川書店に入社。月刊カドカワ編集長などを経て、1993年に退社、幻冬舎を設立。これまでに数多くのミリオンセラーを世に送り出す。

内原 特にボツワナは、エシカルなダイヤモンド原石の産出金額で世界一を誇り、大粒で高品質の石が多く産出されています。

見城 つまり、ボツワナ産は質がいいから価値が高いと。

内原 はい。そして南アフリカにも素晴らしい鉱山があります。例えばカリナン鉱山では、今から120年前、史上最大の3106カラットの原石が発見されました。分割された最大500カラットの石は英国王室の王笏(おうしゃく)に、300カラットは王冠に用いられています。ちなみにロールスロイスの高級SUV「カリナン」は、このダイヤモンドにちなんで名づけられています。要するに鉱山までわかっているMine to Mine®はカリナンダイヤと同じということです。

見城 それはすごい、カリナンダイヤの再現ということですね。

内原一郎氏
内原一郎
100年続く企業、UCHIHARA Group代表。京都大学経済学部卒業。米国宝石学会認定GIA G.G.および英国宝石学会認定FGAの資格保持者。南アフリカ共和国の親善大使やワールドダイヤモンドカウンシルの日本初のメンバーを務めるなど、国際的交流にも尽力。ダイヤモンドの価値と美を日本と世界に伝えている。

ダイヤモンドにも通じる“テロワール”の概念

内原 現在、世界のダイヤモンド原石は3分の2がアフリカ大陸から産出されていて、残りがロシア、オーストラリア、カナダなどです。鉱山によっては、いくら丁寧に研磨しても輝かない石しか採れない場所もあるんです。

見城 つまりダイヤモンドの原石が出る場所は多くあっても、鉱山や産地によって品質に大きな差があるということですね。

内原 先日、見城さんと少しお話をさせていただいた際に、ワインのテロワールの話が出ましたよね。その後にふと思ったのが、ダイヤモンドの採掘と産地の概念と、“テロワール”という概念が、非常に共通しているのではないかということです。心を奪うような輝きを放つ逸品は、石の質やカットの技術だけでは説明がつかない“テロワール=鉱山”の違いがあるのではないかと思いました。

見城 それは非常にシンプルでいて、説得力のある考え方ですね。生産地の気候や土壌、地層、など、ワインのように地理的な要因がそのまま原石の品質に影響を与える。まさにその地にしか育まれない、奇跡のような存在です。

内原 まさにそのとおりです。ですから、そのプロヴェナンス(来歴)を知ることは、そのままダイヤモンドの品質の証明にもなるというわけです。ダイヤモンドは、長いサプライチェーンを持っています。私たちのブランド・サバースでは、2006年からは原石からのトレーサビリティ(生産履歴の追跡)に取り組んでいます。それは世界に先駆けたチャレンジでした。

また、2018年には「Mine to Mine®」をローンチしました。これは最高級ワインが畑まで明らかなように、原石が採掘された鉱山までを確認したダイヤモンドです。なぜここまで大変なことをしているかというと、ダイヤの採れないイギリス、アメリカやフランスにもダイヤモンドブランドがありますよね。私どもは日本発のインターナショナル・ダイヤモンドブランドを目指しているからです。

見城 希少かつ高品質なダイヤモンドが“特定の鉱山(マイン)から私の(マイン)もとへ”という、これだけでもロマンがあるし、期待が膨らみます。しかもダイヤモンドなだけに「透明性」を担保しているというのも、洒落が効いていますよね。

内原 ありがとうございます。私たちが主に扱うのは、ボツワナ、レソト、そして南アフリカの鉱山の原石です。それ以外の鉱山についても採掘企業の素性やインボイスを確認し、透明性の高い取引を徹底しています。

見城 そこまで厳格なことにも驚愕しますが、日本の企業が現地企業と信頼関係を築くのは、さぞや困難なことだったでしょうね。

内原 サバースを擁するUCHIHARA Groupは、ダイヤモンドの取引において、世界的な信用を得ています。この業界では約束を守ることが何よりも重要で、支払いや契約を履行しない企業は、一日と待たずに取引が立ち行かなくなる。信用こそが、この世界の命綱なのです。

ダイヤモンドに宿る真の価値をめぐって

見城 UCHIHARA Groupが日本で唯一、世界的な規範プロセスを持つ評議会であるワールド・ダイヤモンド・カウンシルに加盟しているのも納得です。今回、撮影で5カラットのダイヤモンドを手に取りましたが、これほどの輝きと大きさなら、資産として代々受け継ぐ形にしても素晴らしいと感じました。

内原 おっしゃるとおりで、私たちも資産としての活用を強くお薦めしています。例えば、この5カラットの最高品質のダイヤモンドに匹敵するゴールドを保有しようと思ったら、数㎏もの重量になります。ダイヤモンドは最も富が凝縮した形ですので、資産形成のポートフォリオに組みこむには、非常に合理的な選択だといえます。

見城 ちなみに、19世紀中頃にアメリカ西海岸でゴールドラッシュがおこったように、サザンアフリカでもダイヤモンドラッシュのようなものはあったのですか。

内原 はい。先ほど触れたカリナン鉱山で世界最大の原石が発見される少し前、南アフリカでゴールドとダイヤモンドのブームがおきました。その資源をめぐりボーア戦争が勃発し、英国が勝利したことで統治者となった歴史があります。

見城 まるで映画になりそうなドラマですね。欲望、権力、政治、そして愛憎。それらが複雑に絡み合ったストーリーで、映画の原作小説にしたらきっと面白いでしょうね。

内原 興味深い話は数え切れないほどあります。でも私は、ダイヤモンドには、豊かさと愛、幸せの象徴であってほしいと願っています。そしてできれば平和の象徴でもあってほしいと。

見城 今の社会情勢を鑑みれば、特にそうですね。例えば不朽のミュージカル・コメディ『紳士は金髪がお好き』のような“紳士はダイヤモンドがお好き”というような作品が生まれたら面白いでしょうね。

内原 あの映画では、『ダイヤモンドは女性の親友』という歌も有名になりました。私としても、“ダイヤモンドは紳士の親友”であってほしいとも思っています(笑)。

新たな視点を切り拓くプレミアムな価値を提供

見城 「Mine to Mine®」の最高品質5カラットダイヤモンドを購入した人には、サザンアフリカをめぐるラグジュアリーなスペシャルツアーの特典があるそうですね。

内原 2003年に、南アフリカ政府の招待で初めて訪れた時、カリナン鉱山の風景に心を打たれました。あの感動をお客様にもぜひ体験していただきたい、そして“ご自身のダイヤモンドがどこから来たのか”を追体験していただきたいと思うようになったのです。そして2024年ついに第一回のツアーが催行されました。

日本発のスペシャルツアーでは、通常は立ち入ることができないボツワナのジュワネング鉱山や、研磨工場への特別な訪問がかないます。さらに、南アフリカのケープタウンや喜望峰、野生動物が生息する国立公園内のサファリリゾートにも滞在するなど、「Mine to Mine®」がたどった長いジャーニーを五感で体験していただける構成です。これまで参加された方々は皆様、今までで一番よかったとおっしゃってくださってます。

見城 僕はまだアフリカ大陸は足を踏みれたことがないですが、南アフリカのワインも評価が高まっていますし、このツアー内容には非常に惹かれます。

内原 それはぜひ。さきほどもお話させていただいたダイヤモンドの“テロワール”の概念が、さらに実感いただけると思います。ただしワインと異なるのはヴィンテージ、つまり年代での比較ができないことです。ダイヤモンドは、そのほとんどが遥か10億年前に形成されていますから(笑)。

見城 こうしてダイヤモンドの真価に触れていくと、その壮大さに大いなるロマンを感じます。人生を懸命に生き抜いてきた者として、このロマンにぜひとも触れてみたいです。

【プライベートパーティ】
2025年7月3日 16:00-18:00@ガレリアUCHIHARA

サバースが自信を持ってお薦めする、5カラットの最高品質「Mine to Mine®」ダイヤモンド。
その実物を間近で見られるスペシャルイベントを、2025年7月3日(木)、ガレリアUCHIHARA/内原東京保税蔵置場(港区六本木7-2-7)にて開催。エシカルで特別な輝きを、ぜひ自分の目で確かめてほしい。

問い合わせ
日本橋髙島屋S.C. 本館6階 ジュエリーサロン サバース 直通TEL:03-3231-1606
www.sabirth.com

TEXT=畠山里子

PHOTOGRAPH=秦淳司

HAIR&MAKE-UP=MAKOTO(juice)

PICK UP

STORY 連載

MAGAZINE 最新号

2025年7月号

豪華クルーズ船&列車の旅

ゲーテ7月号表紙

最新号を見る

定期購読はこちら

バックナンバー一覧

MAGAZINE 最新号

2025年7月号

豪華クルーズ船&列車の旅

仕事に遊びに一切妥協できない男たちが、人生を謳歌するためのライフスタイル誌『ゲーテ7月号』が2025年5月23日に発売となる。今回の特集は、圧倒的な優越感に浸れる“豪華クルーズ船&列車の旅”。表紙はGLAY。30周年を迎えた男たちが目にした絶景、そしてこれから目の当たりにするであろう幸せな景色とは。

最新号を購入する

電子版も発売中!

バックナンバー一覧

GOETHE LOUNGE ゲーテラウンジ

忙しい日々の中で、心を満たす特別な体験を。GOETHE LOUNGEは、上質な時間を求めるあなたのための登録無料の会員制サービス。限定イベント、優待特典、そして選りすぐりの情報を通じて、GOETHEだからこそできる特別なひとときをお届けします。

詳しくみる