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2025.05.23

69歳・郷ひろみ、にしたんクリニック社長の30億円豪邸で語る「人間はギャップが大事」

郷ひろみ69歳。今でも毎年コンサートツアーで全国を周り、新曲もリリースするほか、さまざまなシーンの第一線で活躍。長年にわたりワン・アンド・オンリーな輝きを放っている。今回、郷氏がそのCMに出演する「にしたんクリニック」の西村誠司氏と対談。“郷ひろみ”がスターであり続ける理由を探った。

郷ひろみ氏と西村誠司氏
対談は西村氏の邸宅にて行われた。そこは渋谷の一等地に建つ30億円の豪邸としてさまざまなメディアで話題。

西村「僕にとって“郷ひろみ”は唯一無二の存在」

喧騒とは無縁な渋谷の一等地。そこに建つのは「イモトのWiFi」「にしたんクリニック」など、ジャンルの異なるさまざまな事業を手がけるエクスコムグローバル代表取締役社長の西村誠司氏の邸宅だ。その眩いほどにゴールドが輝く空間に招かれたのは郷ひろみ氏。西村氏は“郷ひろみ”という唯一無二のスター性に惹かれ、CMへの出演をオファーしたと話す。

郷ひろみ(以下郷) 西村社長がCM出演のオファーをくださったこと、今も本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

西村誠司(以下西村) 日本全国どこでも、郷さんの写真を見れば誰もが“郷ひろみ”と認識し、スターのイメージを抱く。おかげさまで「にしたんクリニック」の知名度も上がりました。つまり“郷ひろみ”は唯一無二の存在なんです。そういうタレントは他にいません。実際にCMでご一緒して、仕事への姿勢、生き様、優しさ溢れる人間性すべてが、僕の目指すビジョンにバチッとハマっていました。

また、ファンに対する想いやあらゆるスタッフへの気遣い、接し方も、僕たちでいうお客様や患者様、従業員に対するそれと通ずる部分があるんです。一方で、仕事に対しての向き合い方は本当にストイック。プロとして自分に厳しく、いつまでも果敢に挑戦し続けていく姿勢も会社のアイデンティティそのもので、CMへの起用は必然的だったと思っています。

 西村さんは深い部分で物事を考えられている方だとCM撮影を通して感じました。

西村 情報量が多い時代に、この人といえばこう、と醸しだせることは重要。例えば「郷ひろみは郷ひろみなんだ」と絶対的な共通認識がある。良い悪いは別にして、「にしたん」も強烈なキャラクターを作りたかった。

 今回の新CMも鮮烈ですごい。共演した(関口)メンディーさん、柏木(由紀)さん、3時のヒロインのみんなが素晴らしく、個々のキャラクターがよかったですよね。構成から何から全部を考える西村さんのすごさを感じました。こだわる方向が決して間違っていない。

にしたんクリニック新TVCM「NYダンス」篇
郷氏の出演4作目となる、にしたんクリニック新TVCM「NYダンス」篇。グルービーなフックと群像ダンスに要注目。

西村 歌も最高でしたよね!

 歌うと言っても「にし」と「たん」しかないですが(笑)。でも実は、すごく難しい。曲にも意図がある。今を感じさせつつも古き良きものを大切にする、言うなれば温故知新みたいな。でも、古臭さはまったく感じさせない。

西村 ビージーズの「ステイン・アライブ」を、郷さんに歌唱してもらうという豪華な企画になりました。僕ら世代以上の方は、映画『サタデー・ナイト・フィーバー』時代の楽しかった若かりし頃を思いだすでしょうし、10代や小さなお子さんたちも、TikTokを中心にみんなが踊れる、そういう仕掛けを講じています。郷さんが踊る“Nダンス”は今年の夏、大フィーバーするでしょうね。

 難しいんだけど、アイコニックなんですよね。

西村 見た人が思わずクスッと笑っちゃうような、なんじゃこりゃ、ということをプロ集団が一生懸命、まじめに考えながら作る。それがCMにも滲みでていると思います。

 大人が知恵を絞って誠心誠意頑張る姿、僕は好きです。

西村 ニューヨークギャングの悪風メンバーにもこだわっていて、もう少しもみあげをつけたほうが悪く見えるよね、と撮影前に追加したんですよ。遊び心のある仕込みも、そっとね。

 やけにもみあげが長いなと思っていたんですよ(笑)。

西村 気づかれないような部分にもこだわっているんです。

リスクをとってでも挑戦し続ける

歌手と経営者。まったく違う職業ながら、仕事への姿勢は共通する。そのひとつが常にリスクをとってでも挑戦を続けてきたことだ。郷は人気絶頂の時に芸能活動を休止しニューヨークに歌の修行へ。西村氏は大手コンサルティング会社を25歳で辞め起業。コロナ禍で海外旅行がなくなり、主力事業である「イモトのWiFi」が大打撃を受けた時は、PCR検査サービスにいち早く着手し、2021年に会社は過去最大の売上高を記録した。

 西村さんのように0から1、何もないところから何かを生みだすことが僕は苦手なので、本当に尊敬しています。僕は1を10にするタイプ。音楽を作ることはプロに任せるけど、それを聴いてここはこうしようと、膨らますことは得意。餅は餅屋だという風に思っているんです。だからこそ僕は、歌のスキルを磨くためにニューヨークに渡った。今、西村さんは、不妊治療の分野でもご活躍されていますよね。

西村 「にしたんARTクリニック」は、3年弱で12院になりました。今後80院ぐらいまで広げられたらなと。1日の外来患者数は日本一。予約の受付を開始すると1日で1ヵ月分すべて埋まってしまうこともあります。開院場所は各エリアの一等地と呼ばれるところに定めていて、2025年1月にはグラングリーン大阪に「うめきた院」を、3月には大手センタービルに「東京丸の内本院」を開院しました。

にしたんARTクリニック
国内最大規模を誇る不妊治療専門の「にしたんARTクリニック」。高度な生殖補助医療をはじめ、上質なメディカルケアを提供。

 すごいですね。不妊治療の話は、実は何年も前にお伺いしていて、当時から素晴らしい考えだなと感服していたんです。

西村 面白おかしいCMを作るのにも意図があって、一見エッジが利きすぎて医療とそぐわない印象を抱くと思うのですが、来院いただくと、誰よりもまじめに医療に取り組むスタッフがいる。そのギャップがいいのかなと。治療の結果も伴っていますし、口コミも好評価をいただいています。最初は若干悪いくらいのほうがいいんです。イメージが上がりやすいので。

 西村さん自身、お会いすると本当に、エネルギッシュでアクティブな方。経営者として病院をしっかり運営しながら、でもCMでは思いっきり弾ける。やっぱり人間はギャップが大事ですね。そんな方、他になかなかいません。友人からも聞かれますよ、「次のCMはどんな感じなの?」って。僕自身も毎回楽しみにしています。西村さんのアイデアが次々と湧き出てきて、枯渇することがなさそうなので、僕もどんどんそれに応えていかなきゃいけないなと。

西村 これからも一度見たら忘れられないCMを作っていきたい。郷さんのように唯一無二の存在でありたいですね。

郷ひろみ/Hiromi Go
歌手。1955年福岡県生まれ。1972年に大河ドラマ『新・平家物語』で芸能界デビューし、同年シングル「男の子 女の子」で歌手デビュー。以後、数々のヒット曲を送りだしている日本を代表するポップスシンガー。現在「Hiromi Go Concert Tour 2025 ”70 YEARS a GO!”」を開催中。

西村誠司/Seiji Nishimura
エクスコムグローバル 代表取締役社長。1970年愛知県生まれ。アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)を経て、1995年にインターコミュニケーションズ(現エクスコムグローバル)を設立。モバイル通信サービス「イモトのWiFi」、メディカル支援サービス「にしたんクリニック」など多数事業を展開している。

問い合わせ
にしたんクリニック TEL:0120-222-545

TEXT=前原静蘭

PHOTOGRAPH=廣瀬順二

STYLING=柴田圭 ITEM COOPERATION=バックグラウンズファクトリー

HAIR&MAKE-UP=KUBOKI(aosora)

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