究極の工業製品ともいえるクルマとカメラ。イメージコンセプター柏木龍馬氏が撮りおろした、独プレミアムブランドによるコラボ写真展『Hyper Monochrome RS exposition Audi|Leica』が東京・南青山の「Audi House of Progress Tokyo」にて4月5日(月)まで開催中。全37作品のなかからギャラリーの一部をチラ見せ。
アウディRSモデルをライカでドラマティックに映し出す
ライカのカメラ(望遠レンズはなし!)だけで世界的レースを追いかけるイメージコンセプター柏木龍馬氏が、アウディでもっともハイパフォーマンスでラグジュアリーな「RSモデル」をシューティング。疾走するマシンを遠くからただひたすら撮るのではなく、レースという過酷な舞台で、ドライバーの生き様を撮り続けてきた同氏ならではの独自視点でAudi RSモデルの魅力を切り取る。
今回の作品集は、アウディデザインによる造形を被写体に、ライカならではの表現技術。そして“Made In Germany”のクラフトマンシップが凝縮した「ライカTL2」のみを使用して撮影。
さらにアウディRSモデルのパフォーマンスや洗練性を表現するため、元F1ドライバーであり、アウディ R8 LMSでもレース参戦経験がある中野信治氏をドライバーとして起用している。
展示作品は従来の印画紙によるプリントのほか、カーボンやアルミ、アクリルなどレーシングマシンやプロダクションカーに使用される材料に焼き付け。クルマならではのマテリアルを用いた独自の表現手法で作品を展示。
また、会場にある専用QRプレートをスマートフォンで読み込むと、作品をその場でスマホにダウンロードすることも。アウディオーナーはもちろん、クルマ好きやマテリアル好きの男性なら、誰もが“見て・楽しめる”ギャラリーとなっている。
本来3月末までの会期は、好評につき延長が決定。4月5日(月)まで楽しめるように。今年オープンしたばかりのアウディ次世代ブランドストアの見学がてら足を運んでみては。
Hyper Monochrome RS exposition Audi|Leica
会場:「Audi House of Progress Tokyo」(東京都港区南青山5-3-2)
日程:2021年2月26日(金)~ 4月5日(月)
時間:平日 11:00(土日祝 10:00)~ 20:00
入場:無料
RYOMA KASHIWAGI
1976年静岡県生まれ。イメージコンセプター。写真家 故・奥村嘉邦に師事し、Newsweek誌、
NATIONAL GEOGRAPHIC誌を経て、仏パリのギャラリーLWS/PHOTO 4と専属作家として契約。
現在はFIA WEC世界耐久選手権やル・マン24時間レースをメインに、レーサーたちのヒューマンドラマを追いかける。作画はすべてライカTL2とアポ・ズミクロンM 50mmだけで撮影。ライカGINZA SIXなどで作品展を実施。Instagramはこちら