冬の味覚の王様といえば、なんといっても、かに! 現地までひとっ飛びしてとれたてを味わい尽くすもよし、銀座で職人が目の前で仕立てるコースを堪能するもよし。今回は、個室で心ゆくまでかに三昧できる、鳥取のかに料理専門店「かにまつば」をご紹介。

親がに姿盛(写真の料理はすべて極-Kiwami- ¥31,900の一例)。12月末まで供される松葉がにの雌。甘くほっくりとした身や内子と外子もたっぷり。
希少なかにを味わい尽くす旅へ
旬の美味を追い求めて西へ東へ。食通ならではの道楽ではあるが、だからこそ最大の贅沢ともいえる。わざわざ現地に赴いてでも食べたい、冬を代表する味覚といえば、かに。今目指すべきは、11月上旬から3月下旬にかけて旬を迎える松葉がにの産地、鳥取である。
2022年11月にオープンした、かに料理専門店『かにまつば』は、松葉がに漁獲量日本一を誇る岩美町・網代港で水揚げされたかにのなかでもトップランクのものだけを厳選して提供。特に姿形や重量など厳密に指定された条件をすべてクリアした“五輝星(いつきぼし)”は、地元でも希少で、そのかにをコースで味わい尽くすことができるとくれば、俄然、興味をそそられる。

かにみそ甲羅焼のなかに活け松葉がにの咲き造りをつけるのも一興。かに身の甘みが口のなかに豊かに広がる。焼物は、このあとに焼きがにが登場。

かにの天ぷら。冷水につけて身が開いた状態で揚げる。身厚なかにの旨みに唸る!
コースは1万9800円から5種を展開しているが、せっかくならば1kg以上の特大活松葉がにを1.5〜2杯以上を使用するプレミアムコースがお薦め。かに刺し、親がに姿盛、かにみそ甲羅焼、焼きがになど、かに好きにとってはまさに“カーニバル”といえる充実の内容に心が躍る。
今だけの旬を味わうために旅をする。気の合う相手と、その贅沢な体験をともにすることで、食の悦びや楽しさをより深く感じられるはずだ。

店内はすべて個室。“究極のかに部屋 ”では、周りを気にせずゆっくりと美食の時に浸ることができる。

ECサイトにて松葉がにを販売。
かにまつば/Kanimatsuba
住所:鳥取県鳥取市弥生町302-1 2F
TEL:0857-30-6888
営業時間:11:30〜L.O.14:00、17:30〜L.O.21:00
定休日:年末年始
個室:3名席4室、4名席1室、8名席1室、16名席1室
料金:輝-KAGAYAKI- ¥19,800〜