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2022.10.12

餃子屋の奥にサウナ!? 京都の夜遊びなら「どんぐり会館」がオススメ

京都にはなぜ「会館」と呼ばれる酒場が存在するのか。新たにオープンした注目の酒場を訪ねてみた。めくるめく“会館飲み”の世界へ─。【特集 京都の秘められしスポット】

どんぐり会館外観

2022年オープン! どんぐり会館

京都には、「会館」と呼ばれる集合酒場がある。そのほとんどは、戦後の屋台が寄り集まったもので、開業当時は、今でいうところの「せんべろ」酒場がほとんどだったのだろう。最盛期には京都市内に60ヵ所以上もあったといわれている。戦後70数年を経て、会館に入る店のジャンルやスタイルは変わったが、レトロな建物はそのまま。昭和感も味わえる独特の酒飲み文化を生みだしている。

今年、新たに注目の集合施設がオープンした。そのひとつは四条河原町や祇園からも近い、団栗(どんぐり)通にある「どんぐり会館」だ。ここが面白いのは1階の餃子店の奥に、サウナや露天風呂も備えた銭湯があること。銭湯でもドリンクやアイスキャンデーを注文することができるというから楽しくなる。2階には和食店、ワインバー、鉄板焼き、韓国料理とジャンルの違う酒場がありにぎわっている。

銭湯の後に1階の餃子店でビールをグッといき、2階に上って和食やワインなど別ジャンルの飲食を愉しむ。タイムパフォーマンス抜群の京都飲みを満喫できるはず。

どんぐり会館(Domgri-Kaikan)
住所:京都府京都市東山区六軒町206-1

どんぐり会館・全6店舗紹介!

1.BDYフジサン

BDYフジサン店内

「ナチュラルワインに合う鉄板料理」をコンセプトにした、トマトポン酢味のハンバーグやウニマスカルポーネの出汁巻など創作鉄板料理が自慢。
営業時間:18:00~25:00

2.酒と肴 MURO

MURO店内

西院で人気を博す「おでんと釡飯ムロ」の系列店。おでんはもちろん、造りや天ぷら、炭焼料理、酒肴などお酒が進むオリジナル料理満載。
営業時間:19:00~25:00

3.夷川餃子なかじま どんぐり店

なかじまどんぐり店店内

夷川(えびすがわ)にある本店から受け継ぐ餃子の味はそのままに、揚げ餃子や肉ポテ(ポテトサラダ)、稲荷寿司など限定の味も。定食やランチもあり。
営業時間:11:30~14:00、17:00~23:00

4.シロトクロ

シロトクロ店内

河原町の伊店「イルラーゴ」の店主が開く、串揚げとワインのスタンディングバー。かしわやラム、甘鯛などをシンプルな串揚げで。
営業時間:18:00~24:00

5.カンナム食堂

カンナム

サムギョプサルをメインにした韓国江南・釡山地方のお店。調味料やお酒などもすべて韓国から取り寄せる。ポスターや内装も韓国そのもの。
営業時間:17:00~24:00

6.ぎょうざ湯

ぎょうざ湯

餃子なかじまの店奥にある銭湯。サウナや水風呂、外気浴スペースの中庭も備えた完全予約制(80分、2名¥5,500~)。ドリンクなどの注文も可。
営業時間:10:00~23:20

■京都で話題の“会館飲み”スポット「もみじの小路」も要チェック!

【特集 京都の秘められしスポット】

TEXT=中井シノブ

PHOTOGRAPH=伊藤 信

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