今、日本酒の発展が目覚ましい。新たな試みで酒をつくる酒蔵メーカーをご紹介。【特集 情熱の酒】
音楽とともに楽しむお酒
微生物とともに蔵人も一緒に音楽を聴くことで、調和の取れた作業を生み、美味しい味わいにつながると考えた福島県のハッコウバ クラフト サケブルワリーは、アーティストたちが特別に製作した音楽を微生物に聴かせたクラフトサケ「土-D -」を2022年5月に発売。
このプロジェクトは、坂本龍一とアジアンカンフージェネレーションの後藤正文を主宰に迎え、震災から10年という節目に立ち上げられたもの。微生物は音の振動で活性化するという説もあることから、他の日本酒とはまた違った味わいが感じられるかも。