近年、世界でもニーズが高まっている梅酒。全国400以上の酒蔵を訪れている中田英寿氏と、「平和酒造」(和歌山県海南市)がタッグを組み、ウイスキーブレンダー・輿水精一氏のアドバイスのもと、今までにない梅酒のブレンドに挑戦した。酒のスペシャリストによるコラボが生み出した梅酒の新たなる可能性とは?
和歌山が育んだ良質な梅と平和酒造の長期熟成
きっかけは、"超熟成梅酒のプレミアムブレンドに可能性を"という想いを持つ中田氏の提案だった。その考えに応じたのは和歌山の酒蔵「平和酒造」。日本酒『紀土』に加え、梅の一大産地である和歌山県で最高級と名高い南高梅を完熟させて造る『鶴梅』シリーズが全国的にも有名な酒造である。
同社の山本典正社長はブレンド元となる31種類の梅酒を用意。世界が認めるウイスキー称号を持つブレンダーである輿水精一氏とともにテイスティングし、それぞれの特徴を把握。そして、県内でもごく一部でしか作られていない希少品種で“青いダイヤ”と称される古城梅(こじろうめ)を使ったスパイシーな梅酒からシェリー、バーボン、ウイスキー仕込みの31種類の熟成梅酒を組み合わせ、さらに1週間かけて0.1%単位で調合調整を行った。
ブレンドの第一人者である輿水氏の技術が見事に融合し、誕生した『古鶴梅 HERITAGE 05』(ふるつるうめ ヘリテイジ 05)。中田氏の梅酒への想いからスタートした一大プロジェクトが見事に形になった。
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