TRAVEL

2023.05.15

何もしない贅沢を味わう、セブ島の最新ホテル「シェラトン」の魅力解説

世界屈指のビーチリゾート、フィリピン・セブ島に2022年秋開業したのが「シェラトン・セブ・マクタンリゾート」。その魅力とは? 【特集 ホテル案内2023】

「シェラトン・セブ・マクタンリゾート」に飾られているアート作品

エントランスなど、さまざまなスペースに、フィリピンのインテリアデザイナー、ケネス・コボンプエの作品が設置されている。

「シェラトン・セブ・マクタンリゾート」にお籠もりすべき理由

マクタン・セブ国際空港からクルマで30分ほど、地元の人々の暮らしを車窓から眺めているとたどりつくのは、白い砂浜が約10km続く海岸線だ。その一部に、プライベートビーチを抱くこのホテル、水を湛えたモニュメントのあるロビーに足を踏み入れれば、笑顔のスタッフたちが貝殻のアクセサリーを渡してくれる。

部屋は、寝室の大きな窓から180度海を見渡せる4室のみのシェラトンハネムーンスイートや、246㎡のプレジデンシャルスイートなどの全261室。ベッドに寝転び、窓から青い海を眺めれば何もしない贅沢をとことん味わえる。

「シェラトン・セブ・マクタンリゾート」のプレデンシャルスイート

1室のみの、プレジデンシャルスイートのリビング。海風を感じながらキッチンに佇むのもいい時間だ。

「シェラトン・セブ・マクタンリゾート」のエグゼクティブスイート

リビングをふたつ備えたエグゼクティブスイート。

「シェラトン・セブ・マクタンリゾート」のベッドルーム

シェラトンハネムーンスイートのベッドルーム。

レストランは中華からワッフル・パンケーキなどさまざまなインターナショナルメニューに加え、セブ島の伝統的な料理まで提供する「5 CIEN(シンコシエン)」、ペルーと日本料理を組み合わせたフュージョン料理「DIP」の2ヵ所。どちらも地元の食材をふんだんに使用しているので、セブの食の魅力をたっぷり味わえる。短い滞在では到底食べ尽くせないほど多様なメニューが用意されているのも、「何もしない」「どこへも行かない」を決めこんだ旅には嬉しい。

「シェラトン・セブ・マクタンリゾート」のダイニングレストラン

ダイニングレストラン「5CIEN」。ザ・リッツ・カールトン大阪、沖縄、マリオットオマーンでも指揮をとったイタリア人シェフが、インターナショナルな料理から、ローカルフードまで腕を振るう。

「シェラトン・セブ・マクタンリゾート」の巻き寿司

レストラン「DIP」ではペルーと日本のコラボレーションメニューを味わう。こちらはセビーチェを巻き寿司にしたもの。

「何もしない」と決めていても、目の前のプールと、プライベートビーチでは実はアクティビティが充実。SUPやボートの貸し出しがあり、海に出ることもできる。ビーチでは常にスタッフが見ていてくれるので安心して波に身をゆだねられる。プールでは水の中でトレーナーとズンバを踊るトレーニング「アクアズンバ」も毎日行われる。もちろん24時間利用可能なジムもあるので、いつも通りワークアウトに励むのも。

「シェラトン・セブ・マクタンリゾート」のプライベートビーチ

プライベートビーチでは、ボートや、SUPの貸し出しサービスも。

たっぷり身体を動かしたら、洞窟のような石造りのバー「Buhi Bar」へ。ハーブや果物でカクテルをつくるミクソロジストによるカクテルを、地中海料理とともにいただくのがいい。

「シェラトン・セブ・マクタンリゾート」のプールサイド

プールサイドには洞窟のようなスペースが。ここでタオルを受けとる。またこの洞窟の奥にはバー「Buhi」がある。

「シェラトン・セブ・マクタンリゾート」のカクテル

プールサイドのバー「Buhi」でカクテルを。Buhi(ブヒ)とは、フィリピンの言葉であるセブアノ語で「Life」という意味。

朝は巨大な朝日が水平線から現れ、ホテルと海を見事に赤く染めるから、少し早く起きるのがおすすめ。とはいってもセブの爽やかな空気と鳥の声で自然と目覚めるので心配は無用だ。ホテルを拠点に動くのではない、ここに籠もり、ここで過ごすことを目的とした旅こそもっとも贅沢なことに、朝日を眺めていれば気がつくはずだ。

「シェラトン・セブ・マクタンリゾート」から見える朝日

東向きに位置しているため、目の前の海から朝日が昇る瞬間を部屋からもプールサイドからも眺めることができる。

「シェラトン・セブ・マクタンリゾート」のプール

プールは2ヵ所、棚田のように配置され、深さもそれぞれ異なる。

「シェラトン・セブ・マクタンリゾート」の外観

海側からホテルを眺めた全景。

シェラトン・セブ・マクタンリゾート
住所:Punta Engaño Road, Mactan Island Lapu-Lapu CityCebu, 6015 philippines.
TEL:+63-32-520-5500
料金:ジュニアスイート₱24,900~(1室あたり、税・サ・食事別)
※₱1=¥2.41(2023年4月6日現在)

【特集 ホテル案内2023】
 

この記事はGOETHE2023年6月号「総力特集:秘密のホテル案内 未知なるステイ」に掲載。
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TEXT=安井桃子

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