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2025.10.24

モーリス・ラクロア、人気モデルの進化形「アイコニック」誕生

モーリス・ラクロアは2025年、メゾンを象徴する「アイコン」を革新。この価格帯では異例の上質な素材を用いて丁寧に仕立て上げ、新キャリバーを搭載した魅惑の新コレクションが誕生した。

モーリス・ラクロア、の新コレクション「アイコニック」

ラグスポのDNAを継ぎ、外装も機械も上質に進化

フラットで幅広なベゼルの6ヵ所に配した、ダブルアームが目を引く──モーリス・ラクロアによるモデルは、時計ファンであればひと目でわかるであろう。そう、人気モデル「アイコン」の新作……では、ない。その進化形として2025年8月にリリースされた、新コレクション「アイコニック」からの2作である。

モーリス・ラクロアの歴史を遡ると、1980年に「アイコン」のルーツとなるモデルが見つかる。薄くフラットなケースにブレスレットを統合した、今でいうラグジュアリースポーツウォッチの嚆矢のひとつとなった「カリプソ」だ。そして1990年、ディテールに丸みを持たせてよりエレガントになった第2世代が登場。この時、ベゼルに6つのダブルアームが配された。

2016年にリリースされた「アイコン」は、「カリプソ」第2世代を現代的に再解釈して生まれた。ケースとブレスレットを統合したスタイルとベゼルのダブルアームを受け継ぎながら、巧みにモダナイズしたのだ。当初クオーツ式での登場だったが、2018年に機械式が追加されたことで人気に火がつき、まさにメゾンのアイコンとなった。

そして2025年、前述したように「アイコン」のDNAを受け継ぎながら、革新した「アイコニック」が誕生。進化させたのは、外装と機械の両面である。

まずベゼルは、象徴的なダブルアームが6つ備わるデザインはそのままにセラミックに置換。この極めて硬い難加工材を、既存の金属性と同じポリッシュとヘアラインとに仕上げ分けてみせた。さらに左のモデルでは、ケースにDLCチタンを採用。そしていずれもリューズには、セラミックのカバーが追加され、操作性と美観を向上させている。

またダイヤルのため、素材専業のメーカーと協業で縦方向にカーボン繊維が連なる新素材を開発。個々に表情が異なるユニークな“顔”が創出された。

さらにムーブメント会社ソプロードとオリジナルのキャリバーML1000を共同開発して、初搭載。機械的な信頼性と魅力とがさらに高まった。

欧文表記で「AIKONIC」とのコレクション名は、「AIKON」+“IC”。この追加された末尾の2文字は、Innovative Craftsmanshipの頭文字である。「アイコニック」は、メゾンが持つ革新的なクラフトマンシップを体現する時計なのだ。

爽やかに手もとを華やぐホワイト×ブラック

AIKONIC|さまざまな質感が交錯し、ニュアンス豊かに

新コレクションは、「アイコン」よりも大きなケースサイズで存在を主張。セラミック製となったベゼルは、表面のサテンに対し、ダブルアームをブラスト仕上げとすることで明確に浮き立たせた。新開発のカーボン製ダイヤルは、ふたつとして同じ質感がなく、各モデルが唯一無二のユニークピースとなる。無彩色の組み合わせであるホワイト×ブラックが、多様な質感の組み合わせで、表情豊かになった。

モーリス・ラクロア「アイコニック」のホワイト×ブラック
自動巻き、SS+セラミックケース、径43mm。¥502,700
2種類のラバーを縫い合わせたストラップ
「アイコニック」は、いずれも質感が異なる2種類のラバーを縫い合わせたストラップ仕様。ケースは高光沢のパーツで固定する仕組みになっている。さらに時計のヘッド側エンドピースにあるボタンを押せば簡単に着脱できる独自の新型イージーチェンジャブルシステムを新たに採用した。

精悍なオールブラックは、より頑強かつ軽やか

AIKONIC|先進の素材を駆使し外装は価格以上の価値を持つ

ベゼルはセラミック製、ケースは高硬度なDLC処理を施したチタン製、そしてダイヤルはカーボン製。いずれも軽量かつ頑強な素材を組み合わせ、オールブラックの外観をつくり上げた。贅沢な素材使いであっても、手が届きやすい価格とするのがモーリス・ラクロアらしさだ。写真では伝わらないベゼル側面の傾斜に完璧に調和させたダブルアームの造形美は、ぜひ実機を手にして確かめたい。

モーリス・ラクロア「アイコニック」のオールブラック
自動巻き、チタン+セラミックケース、径43mm。¥553,300
新型Cal.ML1000
ソプロードと共同開発した新型Cal.ML1000は、自動巻きであれば十分に長く実用的な60時間パワーリザーブが備わっている。テンプは両サイドから支えられ、耐衝撃性にも優れる。ブリッジのコート・ド・ジュネーブやブルースクリューなど、価格以上の審美性が与えられている。

問い合わせ
DKSH MES ジャパン cg.csc1@dksh.com
モーリス・ラクロア公式サイト

TEXT=畠山里子

PHOTOGRAPH=奥山栄一

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