リシャール・ミルには“ファミリー”がいる。ブランドの哲学に共感した、一流のアスリートやアーティストたち。そして、その哲学や時計を愛するリシャール・ミルのオーナーもまた、ファミリーだ。
“ファミリー”でつないできた喜びの連鎖
リシャール・ミルは、同じ時計を愛する人々と情熱を共有するために、チャリティ活動やイベントを積極的に開催している。
2024年10月に鈴鹿サーキットで行われた「RICHARD MILLE SUZUKA 2024」は、そんなリシャール・ミルの情熱を感じるイベント。オーナーが愛車と参加するサーキット走行プログラムや名車の展示といった自動車関連の企画はもちろん、ラウンジでは予約の取れない一流レストランによるケータリングが用意され、さらにはチャリティオークションのモデルも展示された。
また、往年の名スポーツカー「フェラーリ333 SP」のデモランも開催。ドライバーを務めたのは、リシャール・ミル最初のファミリーであり、スクーデリア・フェラーリ F1チームで活躍したレジェンド、フェリペ・マッサだ。
「私が契約した20年前は、リシャール・ミルがここまで特別なブランドへと成長するなんて想像していませんでした。私自身が時計好きですし、リシャール・ミルのスタイルやメンタリティー、アイデアにすぐに魅了されました。リシャール・ミルは時計にかける情熱を持ち続け、機構や素材をずっと進化させている。大きな成功に胡坐をかかず、常にチャレンジングであり続けているところが魅力ではないでしょうか」
また、チャリティ活動もリシャール・ミルの情熱の深さを感じる大切な骨格であるという。
「私自身も、さまざまなチャリティ活動を行っています。しかし規模の大きな支援を行う場合は、やはり周囲との連携は欠かせません。2024年は私の故郷ブラジル南部で大きな洪水被害がありました。多くの人が家や家族を失うなかで、どうやって支援するべきかを考え、リシャール・ミルと協力してフェラーリ時代のレーススーツやシューズ、グローブなどをセットにし、チャリティオークションを行いました。結果的に30万ユーロ(約5000万円)で落札され、公立学校や病院の再建のために寄付することができたのです」
サーキット走行もチャリティオークションも、情熱を共有するという点では同じ。ラグジュアリーとは、物質ではなく心の豊かさである。その言葉を体現するイベントとなった。
リシャール・ミルの使命と責任
“ノブレス・オブリージュ”とは、高い社会的地位には義務が伴うという意味の言葉。高度なエンジニアリングと斬新なデザイン、そして最先端の素材をマリアージュさせることで、誰も見たことがない美しい時計をつくり、愛好家たちに“夢”を与えたい。それがリシャール・ミルの考え方だ。
さらにリシャール・ミルでは、物質的な豊かさの提供だけでなく、心の豊かさも兼ね備えていくべきと考え、チャリティ活動にも力を入れる。サポートする団体は国内外に広がっているが、オーナーもこういった活動に参加できるように、チャリティオークションなども開催している。
リシャール・ミルを愛する人々は、時計を通じて夢を分かち合うことができる。それこそがリシャール・ミルが考える、“ノブレス・オブリージュ”の形なのだ。
問い合わせ
リシャールミルジャパン TEL:03-5511-1555