白は"光"や"純粋さ"、あるいは"自由"を象徴する色である。美しく時を刻むヴァシュロン・コンスタンタンのドレスウォッチは、白文字盤によって普遍的なエレガンスを纏うのだ。
針やインデックスを引き立たせる白文字盤の実用性
高級時計のファッション化が進み、さまざまなカラーダイヤルが増えているが、時計の王道たるドレスウォッチのエレガンスを表現するなら、白文字盤こそが至高である。
そもそも白文字盤には針やインデックスを引き立たせる効果があるので、視認性を高めるという点では実用的である。しかも白文字盤×黒ストラップの組み合わせは、タキシードなど礼服の配色と一緒であるため、ノーブルでフォーマルな空気感を持っている。また、白文字盤×ゴールドケースの組み合わせには、華やかさのなかに品格を演出する効果がある。同じく定番である黒文字盤が色気ある腕元を作りだすのとは対照的に、白文字盤の場合はエレガントで爽やかな空気を纏うのだ。
1755年に創業したジュネーブ最古の時計ブランドであるヴァシュロン・コンスタンタンは、伝統とクラフトマンシップを重んじる、優美で上質なドレスウォッチの製作を得意としている。その洗練された世界観を楽しむなら、ぜひともエレガントな白文字盤を選んでほしい。パーティなど特別なシーンをさらに華やかにするだけでなく、ちょっとした日常にも明るい彩りを加えてくれるだろう。
まぶしい光の中で時を刻む爽やかな白文字盤
太陽の光を浴びながら一日をスタートさせるのは、とても気分がいい。朝のコーヒーブレイクは誰にも邪魔されないひとりの時間であり、ビジネスタイムへと気持ちを切り替える大切なひとときになる。そんな時間を刻むのは、ヴァシュロン・コンスタンタン「パトリモニー・ムーンフェイズ&レトログラード・デイト」。柔らかなカーブを描くケースは、径42.5mmと大ぶりサイズなので、白文字盤がさらに存在感を増す。手元にさり気なくアクセントを加えてくれるだろう。
独自機構を搭載した大ぶりケースのドレスウォッチ
伝統を表現したミニマルな曲線美
端正なラウンドケースのサイド部分を緩やかにカーブさせたパトリモニーのデザインは、1950年代に作られた薄型ウォッチへのオマージュ。ケースを薄く見せる効果もあるので、エレガントさがより際立ってくる。
躍動感を与えるレトログラード機構
レトログラードとは"逆行"を意味し、針が扇形に進み、終点に到達するとパッと始点に戻って再び動きだすという機構。このモデルではカレンダーに採用しているが、そのダイナミックな存在感で時計に個性を加えている。
エレガンスウォッチを深く楽しむストラップ選び
銀座4丁目に昨年オープンした、ヴァシュロン・コンスタンタン 銀座本店では、タブレット端末を使ってレザーの種類や色、ステッチなどを選ぶストラップのオーダーサービスを展開中。オーダーしたストラップには刻印も可能。"自分だけの一本"を作ることができる。
素敵な時間を作りだす、あたたかなドレスウォッチ
ドレスウォッチは、ダイバーズウォッチのようなツ—ルウォッチとは異なり、"美しく装うため"に存在している。親しき友と過ごす夜のひとときを楽しむなら、あたたかな光を放つピンクゴールドケースのドレスウォッチがよく似合う。茶×金はいささか艶感がありすぎるので、ちょっとした清涼感が加わる白文字盤のものを選びたい。「トラディショナル・コンプリートカレンダー」は、実用性が高くメカニズムの楽しさも深い。まさに大人な選択肢になっている。
知的なカレンダー機構をエレガントに楽しむ
機能性を高める理論的なレイアウト
3時位置の月と9時位置の曜日を小窓で表示し、日付は針表示式にすることで、多機能ながらスッキリとしたダイヤルに。6時位置にはムーンフェイズ表示が収まり、その青い夜空が美しいアクセントを加えている。
ディテールに表れたモダンな遊び心
「トラディショナル」はケースのサイドを直線的に立ち上げており、ラグも直線的にデザインされている。さらに針もシャープなドーフィン型になっているため、どことなくモダンで辛口な雰囲気が強まっている。
問い合わせ
ヴァシュロン・コンスタンタン TEL:0120-63-1755