成長したいと願うからこそ、挑戦できる。新たな道を歩み始めた女優・米倉涼子が、自分を動かすための新たな原動力を探すため時代を牽引するリーダーたちと出会う。連載「革新の流儀」
女優 米倉涼子「時計は動き続ける私の“軌跡”」/
俳優 小泉孝太郎「時計は自分の常識をつくるもの」
ふたりの初共演は2006年のドラマ。それ以来の親しい間柄だ。
米倉 孝太郎くんは、出会った頃から、ちゃんとしている人。言葉選びも的確だし。いろいろな役を演じるだけでなく、キャスターまでやっているのもすごい。でも、これだけ忙しいなかでどうモチベーションを維持しているの?
小泉 本当は飽きっぽい性格ですが、この仕事は一度も飽きたことがない。どんな仕事も、ずっと続けばいいのに、と思っています。こだわりがないのかも。役者であれ、バラエティであれ、求められた部分に対して、しっかり応えたい気持ちが強いのかもしれません。
米倉 私は自分に負けたくない。昔に比べればかなり角は取れてきたと思うけど、今でも自分との戦いが一番のモチベーションかな。時間は止められないから、やれる時にやらないとね。
小泉 相変わらず潔い。そこが気持ちいいんですよね(笑)。
常識を飛び越えるそれが成長の証
米倉 この時計、ウブロのなかでも一番好きかも。
小泉 パートナーには、こういう輝く時計をつけてほしい。逆に僕が腕時計をする理由って、結局は時間を守るためなんです。だから時計は、僕のなかでの“常識”をつくるものなのかも。でもウブロには常識を越えた遊び心もあって、そこが楽しい。さっき「ちゃんとしている」って言われましたが、最近は僕だって常識に抗うこともありますよ。昔は監督が求めることが100%だと思っていたし、そもそも常識のようなものとなっている台本どおりの演技もできなかった。だけど今は台本に書かれていなくても、自分が思ったことを表現できるようになった。それで監督にNGを出されてもいい。でも枠に収まるのではなく、そこを飛び越える遊び心も持てるようになったのかなとは思います。もちろんアウトローになりたいわけじゃなくて、あくまでも常識が根底にあって、そこから飛びだしたいのかな。
米倉 ウブロにも、その根っこにはスイス時計の伝統がある。
小泉 非常識さだけを求めていたら、こういう遊びの利いた素敵な時計は生まれないですよね。
米倉 私も同感です。時計って時間を知るだけでなく、“自分の軌跡”でもあると思うんです。思い出が重なるだけでなく、同じ時計でも自分の成長や変化によって感じ方が違うもん。
小泉 成長した自分を、時計が映してくれるんですね。
KOTARO KOIZUMI
1978年神奈川県生まれ。2002年に俳優デビュー。映画やドラマを中心に、現代劇から時代劇まで幅広い役柄を演じる人気俳優に。さらに情報番組のキャスターとしても活躍している。NHKの大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では、平宗盛を好演。
RYOKO YONEKURA
神奈川県生まれ。モデルを経て、女優としても活動。代表作『ドクターX』など数々のヒット作に出演する。ブロードウェイデビュー10周年となる今年、4度目となる『CHICAGO』の再演が決定した。11月がニューヨーク、12月に東京公演が行われる予定。
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