挑戦する男の脱常識時計
時計の「美」を表現しているのは、外装ばかりではない。一流であればあるほどムーブメントの仕上げにこだわることは、その世界での常識である。なぜなら、時計・宝飾品とは、目に触れる機会が少ない部分にこそブランドの本質や矜持が宿るからだ。一流時計が一流だといわれるゆえんはここにある。
コルムの革新性を象徴するバゲット型のムーブメントを搭載した「ゴールデンブリッジ」は、ムーブメントそのものをデザインとして可視化する、いわゆるスケルトンウォッチの先駆けとして1980年の発表以来、各界で高い評価を得ている。
そんな「ゴールデンブリッジ」の誕生40周年を記念して、初代のレクタングルケースのデザインを採用した2本の限定モデルが新たに登場。それぞれ装飾のパターンこそ異なるが、デザインの中軸にあるのは、まるで橋を渡すように輪列を一直線に並べた独創的なムーブメントに他ならない。この存在感は、強い個性となって究極の機能美を体現するにいたっている。
機械式時計における美の基準はひとつではない。アバンギャルドを象徴する独創的な腕時計だからこそ、色褪せることなく次世代へ受け継がれていく。
唯一無二をつくり続ける独創的時計ブランド「コルム」
スイス時計製造の聖地であるラ・ショー・ド・フォンで1955年に産声を上げたコルム。時計メーカーとしては若い部類に入るが、創業者のルネ・バンヴァルトは革新的な時計を手がけ続けることで、ブランドの存在価値を高めている。ミニッツリピーターやトゥールビヨンなどの難易度の高い複雑機構の評価も非常に高いことで知られている。