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2022.02.10

【本田圭佑】「僕の本業はサッカー選手じゃない」──連載「本田思考。」

サッカー選手兼監督兼投資家兼起業家・本田圭佑は、言葉を使うことで、自らをインスパイアし、世界にサプライズを起こす。その脳にはどんな 言葉=「思考」が隠されているか紐解いた連載を一挙に振り返る。【2019年の掲載記事を再編】

本田圭佑

「本気で世界を平和にしたい、世界から貧困をなくしたい」

現役の選手でありながら、カンボジア代表の実質的な監督をつとめ、さらに投資家でもあり、起業家でもある。本田圭佑の耳には、「本業に集中しろ」という声も届くのだという。

「そういう人に言いたいですね。僕の本業はサッカー選手じゃないですと。そもそも本田圭佑の本業は、本気で世界を平和にしたい、世界から貧困をなくしたいと思っている人間・本田圭佑。だからやりたいと思ったら、2足でも3足でも草鞋を履きますし、政治的なことでもちゃんと言いますよ」

“そもそも”自分は、何者なのか。”そもそも”なぜサッカーをやっているのか。”そもそも”サッカーではなぜ勝たなければいけないのか……。本田の頭のなかには、常に”そもそも”という言葉があるのだという。

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本田圭佑と子供たち

「人生のプログラムを自分で見つけるための道づくりこそ教育だ」

現在の本田圭佑ができあがるまでには、たくさんの方々の教育がありました。学校の先生、サッカーの指導者などのご指導、教育も大きかったと思いますが、やはり一番影響を受けたのは家族、特に父だったと思います。

父がいつも僕に言っていたのは、「2番はベッタと一緒やで」ということです。ベッタというのは、ビリという意味。常にナンバー1を目指さなければならないということは、小さなころから意識していました。

父の教育でありがたかったのは、さまざまな"英雄"の話をたくさんしてくれたことです。ローマ時代の英雄から戦国武将、さらにはチェ・ゲバラや田中角栄、アイルトン・セナやマイケル・ジャクソン、ジョン・レノンの時もありました。話の始まりは、いつも同じです。「こいつの何がカッコええかというとな……」。そこから彼らのさまざまな英雄的なエピソードが語られていきます。僕は心躍るような父の話がすごく好きでした。そして話の最後には必ず同じ言葉を投げかけられるのです。

「で、圭佑。お前は誰のようになりたいねん?」

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サッカーを教える本田圭佑

「個の力をひとつにまとめるツールとなるのが言葉である」

なぜ僕がオーストラリアリーグを選んだのか? その理由は、英語でサッカーができるということです。

サッカーはチームスポーツですから、コミュニケーションが大切です。FCバルセロナの全盛期を支えたメッシ、イニエスタ、シャビ・エルナンデスなどは、みなチームの下部組織カンテラで子供のころから一緒に過ごした仲間です。彼らの”あうんの呼吸”は、言葉を超えた関係性から生みだされていたのです。でも世界中から選手を寄せ集めたチームではそうはいきません。それぞれ違う環境で育ち、違う背景を持った選手が互いをリスペクトし、時には自分をサクリファイス(犠牲に)しながら、チームの勝利を目指します。

僕は、さまざまな国で、さまざまな言語でプレイをするなかで、いつか英語圏でサッカーをしてみたいと思うようになりました。言葉が不自由だと、自分のなかにどうしてもぬぐいきれない”もどかしさ”が残る。「言葉が通じれば、もっといいサッカーができるはず」という自分のなかの仮説を証明したかったのです。

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COMPOSITION=川上康介

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