2025年の開業以来、世界の旅行者から高く評価されているラグジュアリーホテル「パティーナ大阪」。大阪城公園を真正面に望む最高のロケーション、充実したレストラン&ラウンジ、最先端のウェルネス施設など、多彩な魅力をレポートする。

水の都・大阪の象徴、大阪城を真正面に望む
かつて豊臣秀吉は大坂城築城と並行して外濠や堀川を整備。城を中心に水路網が張り巡らされ、大阪は全国一の水上交易の拠点となった。そうした歴史から「水の都」と呼ばれるようになった大阪。いまも大阪城は水の都・大阪のひとつの象徴であり、海外でも高い知名度を誇っている。
そんな大阪城エリアに2025年5月、「パティーナ大阪」が開業した。世界各地でラグジュアリーホテルを手がけるカペラホテルグループの日本初進出ホテルで、ラグジュアリーかつサステナブルな洗練された空間は「さすが、カペラ」と言いたくなる。その一方で、大阪特有の文化や風景、人とのつながりも大切にしており、この地の特色や魅力を存分に体感することができる。20階建てのホテルに全221室の客室が設えられており、大阪城に面した客室からは大阪城公園と難波宮跡を一望。この地が水と豊かな自然に恵まれた地であることを改めて実感させてくれる。
「World’s Best Awards 2026」で世界1位に輝く
「パティーナ大阪」は開業からわずか1年余りだが、その価値は世界から高く評価されている。2026年、米国の旅行誌『Travel + Leisure』が毎年実施する世界規模の読者投票型アワード「World’s Best Awards 2026」で日本のホテルとして初めての世界1位を獲得。さらに2026年9月に発表された世界のホテルランキング「The 50 Best Hotels 2026」では第33位に選出。これは世界のホテル・旅行業界に精通する800名超の匿名専門家による投票で決定される国際ランキングで、大阪では最上位、日本では3番目の上位ランキングとなった。

パティーナ大阪に実際に宿泊し、実感した魅力をいくつか紹介したい。パティーナ大阪は大阪城エリアという立地のため、旅の拠点としてのニーズが高く、宿泊客の半数以上は海外からの外国人旅行者が占めている。連泊での利用も多いため、まずはレストランの充実が大きな魅力だろう。
大阪の食材・食文化を堪能するレストラン
ホテル1階の「P72」は、宙に浮かんだ全長52メートルのアート作品「ROOTS」(根)が印象的なシグネチャーレストラン。日本古来の暦「七十二候」をコンセプトに、併設のハーブガーデンで栽培されたハーブをはじめ、季節のオーガニック食材を主体にした健康的な料理が味わえる。
19階の鉄板焼「馬藺」では、シェフが厳選した黒毛和牛、鮑、伊勢エビのほか、馬場なすや大阪しろな、淡路の玉ねぎ、奈良のもろみ醤油など、大阪近郊の食材を積極的に使用。内装のきらびやかさにも目を奪われる。豊臣秀吉が大坂城の中に黄金の茶室を作ったことにちなみ、金箔を施したアートが壁一面を彩っている。ほかにもバスク料理「IÑAKI」、ティーラウンジ「にじり」、「SONATA BAR & LOUNGE」など多彩な料飲施設が揃い、旅を華やかに盛り上げてくれる。
最新の機器で体を整えるパティーナ・ウェルネス
旅の疲れを癒やし、体と心をリフレッシュしたいなら、ホテル4階のワンフロアを占める「パティーナ・ウェルネス」へ。最新ヘルステック機器が備えられており、リラクゼーションと同時に、活力の向上や健康促進を目指すことができる。
クライオセラピー(全身性低温療法)は、世界のトップアスリートやハリウッドセレブたちが活用する最新のリカバリープログラム。液体窒素によって−180℃の超低温になったキャビン内に3分間入ることで、身体の回復力を高める効果が期待可能だ。
クライオセラピーと組み合わせて利用したいのが遠赤外線サウナ。体を冷やし、そこから逆に温めることで、より高い健康効果が得られるという。遠赤外線サウナは最高でも 55~60℃というサウナとしてはやや低めの設定で、熱が体の深部へじんわりと染み込んでいく印象。体に負担をかけずに、血行促進や痛みの緩和、デトックス、代謝の向上をサポートしてくれる。
もうひとつ、ホテルの付帯施設でとても気に入ったのが「リスニングルーム by OJAS」。ニューヨークを拠点に活躍するアーティスト、デヴォン・ターンブル(通称OJAS)が設計した音響空間に身を置き、高音質のレコード音源を聴くことで五感が研ぎ澄まされていく。
おすすめの時間帯は早朝。宿泊客を対象に朝6時から開放されており、朝のやわらかな日差しに包まれた大阪城公園の眺めとともに最高の音楽体験を満喫できる。










