スキーやスノーボードに興じる人たちは、最高の滑走ができた日をTHE DAYと呼ぶ。そんな日を求め、岩手県・安比高原スキー場に、多忙を極めるトップリーダーたちが集まっている。その理由は、良質な雪質や首都圏からのアクセス利便性だけではない。惹きつける要因に、限られた者のみに許された“BLACK PASS”という特別なチケットの存在がある。
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4人のトップリーダーに密着
忙しい合間を縫って安比高原にビジネスリーダーたちが集まっている。
「美味しい空気とスキーを楽しむ時間、日々の仕事時間、そのギャップを安比で体験できました。好奇心の延長線上に仕事があって、旅があって。旅のなかでも雪山に来て五感を刺激することが新しい発想を生むことにつながっている」と話すのは、採用プラットフォーム、ビズリーチでおなじみのビジョナル代表取締役社長の南壮一郎氏だ。ビズリーチのサステナビリティプログラム「みらい投資プロジェクト」でスキーの仕事を学ぶ教室を開いたこともある。
「数年でオペレーションが格段に進化していて、家族もみんな笑顔でかけがえのない冬を体験できました」とは、不動産ビジネスを手がけるアトム代表取締役社長の青井茂氏。クラウド会計ソフトのfreee最高経営責任者の佐々木大輔氏は、「安比は快晴でも吹雪でも純粋に自然と遊べる。ゴンドラに乗れば長い距離を滑れますしね」と話す。
そんなリーダーたちを迎えたのは、安比高原のリブランディングを手がける元アルペンスキーヤーの皆川賢太郎氏。常日頃から「世界中から人が集まるようなスキーリゾートに安比を成長させたい」と思いを語る皆川氏がリーダーたちの率直な感想を今後さらに進化させていく。
さて、“安比高原に集まる”大きな牽引役となっているのが、2023年に登場した3万3000円のプレミアムなリフトチケット、BLACK PASSの存在だろう。今回ここを訪れたリーダーたちももちろん手にしている。
「スキーに来てもリフトは長蛇の列、飲食店も混んでいて座れないとなったら疲れて帰るだけになってしまう。BLACK PASSがあれば、ゴンドラへの優先乗車も、キャットで登って雪山を貸し切っての滑走もできます。営業45分前から滑れるファーストトラック権もついています」
伝統産業のプラットフォーム化を実現するラクスル取締役会長の松本恭攝(やすかね)氏も、安比高原を訪れるリーダーのひとりだ。「キャットで山を登りながらワクワクしましたね。シルキースノーでの滑走は自然と一体になれる特別体験」と満足した様子。
安比高原のBLACK PASSは有意義な時間と高貴な雪山体験を味わえるチケット。一度体験してみてはいかがだろう。
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安比高原スキー場 リゾート事業統括本部 統括|皆川賢太郎氏
「雪山をもっと価値のあるものにしたい、日本一の雪山体験をしてもらいたい、と考えた時に、それはやはり“特別な体験をつくること”だろうと考えています」
1977年新潟県生まれ。アルペンスキー選手として’98年以降の五輪4大会に連続出場。2021年より安比高原スキー場のリブランディングに取り組む。冬季産業再生機構の代表理事を務め、雪を資源と捉え、変化する地球環境に配慮し、雪資源を守るさまざまな活動を牽引。
アトム 代表取締役社長|青井茂氏
「スキーインスキーアウトできるインターコンチネンタルホテルはオペレーションのよさが開業時に比べて進化。世界に打って出るという意気込みを感じています」
1977年東京都生まれ。カリフォルニア州の世界的サーフブランド、オニールで創設者のプログラムに従事。帰国後、コンサルティング会社で特殊法人民営化案件などを担当後、産業再生機構で企業再生に従事。2011年アトム代表取締役副社長、2019年より現職。
ビジョナル 代表取締役社長|南壮一郎氏
「キャットで雪山を上がって誰も足を踏み入れていないバーンを滑れる。とても贅沢。そんな特別な体験には自己投資するべき価値があると思います」
1976年生まれ。静岡県出身。モルガン・スタンレー証券の投資銀行本部を経て、2004年楽天イーグルスの創立メンバーに。2009年ビズリーチ創業。HRテック事業や物流Techなど産業のDXを推進する事業を次々立ち上げ、2020年ビズリーチがビジョナルへと移行後、現職。
freee最高経営責任者|佐々木大輔氏
「東京から約3時間で来られて心が大らかになるスキー場。山頂からゴンドラ乗り場までの約5kmのロングバーンをカービングターンしながら滑ってくるのが快感」
1980年東京都生まれ。博報堂でのマーケティングプランナー、CLSAキャピタルパートナーズでの投資アナリストを経て、ALBERTの執行役員に就任。2008年にGoogleに参画。日本およびアジアパシフィック地域のマーケティングの統括を担当。2012年にfreeeを創業。
ラクスル取締役会長|松本恭攝氏
「キャットに揺られながら、標高とともに雪景色が変わっていく。そして降り立った足元にはシルキースノー。このワクワクする体験は、一生忘れられないでしょう」
1984年富山県生まれ。A.T.カーニーを経て、2009年ラクスル設立。印刷・広告事業に加え、2015年には物流事業のハコベルを展開。2018年東京証券取引所マザーズ市場(現プライム市場)上場。’23年より現職。
安比高原で体験すべき5つの極上エクスペリエンス
これを体験せずして安比高原は語れず、と胸を張ってお薦めできる、5つのスペシャルなエクスペリエンス。すべて体験すべき価値がそこにある。
1.キャットでしか味わえない、安比イチのドライパウダー
上質な雪質に定評がある安比高原のなかでも“安比イチのドライパウダー”が味わえるのが西森山。キャットに乗りこみ、標高1328mの山頂を目指して登っていく時間までも心が高揚する。急斜面パウダーやツリーラン、最大斜度32度の非圧雪コースなど、どのコースを選んで降りようかワクワクする。キャットでしか行けない特別な場所で思いきり雪山を楽しめる。
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2.夜は優雅な社交場となる極上の5つ星ホテル
旅行業界のアカデミー賞と呼ばれる“WORLD LUXURY HOTEL AWARDS”を2022年〜2024年で3年連続受賞した「ANAインターコンチネンタル安比高原リゾート」。ラグジュアリーな空間での食事、温泉、スパ、ゆったりと寛(くつろ)げる客室。リラックスできて、アフタースキーの満足度が高いと評判だ。スキーインスキーアウトも可能で、まさにBLACK PASSを楽しむゲストにふさわしいといえるホテルだ。
3.ゲレンデをスノーバイクで疾走! 新感覚のアクティビティ
東北で初のe-SNOW BIKEが安比高原に登場。レクチャーを受けながら走る体験コースから、森林を駆け抜け、自然を肌で感じる中級者向きコース、さらに頂上まで登って絶景を楽しみながらゲレンデを満喫する達成感に溢れる上級者向きコースまで、3コースが用意。電動スノーバイクに乗って、違う視線からも安比高原を体感したい。詳細はこちらから。
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4.雪のなかに光とオブジェ! イルミネーションナイター
2025年3月22日(土)までの金、土曜日の夜に限り、雪山と光、オブジェが融合し、ゲレンデを幻想的な空間へと変えるイルミネーションナイターを開催中。ナイター営業の16時〜20時(最終乗車)まで、リフトの上から、またゲレンデを滑走しながら、イルミネーションやオブジェを堪能できる。盛岡駅西口バスロータリーからの無料シャトルバスつきイルミネーションナイター券も販売している。
5.ラグジュアリーな特別感が味わえる限定チケットBLACK PASS
土日祝日、年末年始のみ発売となる、1日限定30枚だけのプレミアムチケットBLACK PASSは、今や安比高原の代名詞。大型リフトや安比ゴンドラの優先乗車、山頂ラウンジやフードコートでの優先エリア。さらに営業開始45分前から滑ることができるファーストトラックの権利、そして西森エリアにキャットで上がり、貸し切りで滑ることができる特別な体験もチケット所有者だけの特権だ。
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問い合わせ
安比高原スキー場 https://www.appi.co.jp/snow-mountain-resort