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2024.06.24

豪華客船「クイーン・エリザベス」体験。船上ゴルフ、読書もいいけど、隠れ家サウナが最高だった

長旅に疲労はつきもの。クルーズ船「クイーン・エリザベス」の船内には、身体のコンディションを整えるジムやサウナ、スパやフィットネスなどの施設が充実している。クルーズ船「クイーン・エリザベス」体験記3回目は、船内の施設と寄港地について。#体験記<クルーズ旅概要編> #体験記<グルメ・エンタメ編>

運動不足も心配なし! 大パノラマを一望するフィットネスジム

クルーズ船「クイーン・エリザベス」の船首には、海を180°見渡せるオーシャンビューのフィットネスジムを完備している。

船の先頭に位置するジムにはランニングマシーンやエアロバイクなど最新機器が揃う。朝7時のオープンから運動を求める人たちで賑わい、海を眺めながらトレーニングに励むことが可能だ。

クルーズ船「クイーン・エリザベス」のジム
海を180°見渡せる絶景と共に身体を動かすことができる。

海の上に浮かぶ、唯一無二のサウナ体験

「クイーン・エリザベス」に乗船したら、ぜひ味わっていただきたいものの一つがサウナ。

水風呂や外気浴スペースこそないものの、大きなガラス窓の外には信じられないほどの絶景が広がる。何時間でも眺めていられそうな大海原は心にも身体にも最上級の癒やしを与えてくれる。

更衣室のさらに奥、という目立ちにくい場所にあるからか、サウナの利用者はごくわずか。タイミング次第では、この贅沢を独り占めすることもできるのだ。

スパ・フィットネスエリアには、有料だが最高峰のマッサージやボディートリートメントを受けられる「マレール ウェルネス&ビューティー」も併設。

ハイドロセラピーやミストサウナ、ゆっくり寛げるベッドやソファなども完備している。

ゴルフの練習や読書でのんびり自分だけの時間も

船上には、ゴルフや読書など、趣味に没頭できるスペースも充実。

屋上には、ゴルフのスイングを練習できるネットが配置され、心地よい風を感じながら練習に勤しんだり、図書館に行けば、小説やエッセイ、ビジネス本など世界各国の書籍が約6,000冊も揃う。

また、船内には屋外プールが2ヵ所あり、デッキチェアのほか、ジャクジーやバーも併設されているので、大空を眺めながらリラックスできる。

寄港地では船に残るのも降りるのも自由!

クルーズ旅の醍醐味と言えば、船での過ごし方に加えて、その寄港地ごとに各々が自由に過ごせる楽しみ方にバリエーションがあること。

今回の寄港地は2日目のメルボルンと3日目のバーニー。

朝目覚めると寄港地に到着していて(朝起きてカーテンを開けた瞬間、久しぶりの陸が見えるのでテンションが上がる!)、乗客は次々と船を降りていく。19時ごろの船の出発まで約1日、自由に寄港地で過ごせるのだ。

クイーン・エリザベスが停船する港から街の中心までは近く、Uberでパッと行って帰ってこられるので、自分のペースで観光を楽しめる。また各寄港地では観光ツアーも用意されており、午前中のみの短いツアーから1日がかりのツアーまで、さまざまなものがあり、人気ツアーはすぐに埋まるので、乗船が決まったら早めの予約がおすすめだ。

今回の寄港地メルボルンでは、ツアーに参加せず、ミュージアムやおしゃれなカフェを巡ったり、世界で最も美しい図書館と言われているビクトリア州立図書館を訪れるなどして過ごした。

ちなみに寄港地では、下船せずに過ごすことも可能だ。3日目のバーニーに寄港した時は、下船せずに船でゆったり過ごした。寄港時、船の中は比較的空いているので、館内で混雑するお店にいくのはこのタイミングがよさそうだ。

これだけの贅沢が詰め込まれたクルーズ船「クイーン・エリザベス」。そこには、想像を超える快適さと非日常が詰まっていた。

旅も後半に近づくと、この夢のような時間はより一層そのスピードを上げていく。最終日、目を覚ますと船は終着地点であるシドニーに到着。カーテンを開けると出発日と同じ景色が視界に入ってくる。

これは現実だったのか?と疑いすら持ってしまうほどの贅沢を叶えてくれたクルーズ旅。“リピーター率が高い”理由も頷ける。

クルーズ経験者はもちろん、まだ味わったことがない人たちにも、全力でおすすめできる体験だ。

問い合わせ
キュナード・ライン https://www.cunard.com/ja-jp/contact-us

TEXT=今井未央

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