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2024.06.22

超ラグジュアリーなクルーズ旅!「クイーン・エリザベス」で5泊6日シドニーに行ってきた

2024年3月から、東京発着クルーズを開始したことでも話題の「クイーン・エリザベス」。日本ではまだ馴染みがなく、どこかベールに包まれたクルーズの旅をオーストラリア・シドニー発着の5泊6日で体験してきた。クルーズ体験記前編。

オーストラリア・シドニー発着! 5泊6日のクルーズ旅

「クルーズツアー」と聞くと、日本では数ヵ月から年単位といった長期的な旅のイメージが強く、馴染みが薄い。

でも実際は、2泊3日や5泊6日といったショートコースも多く存在し、欧米を中心にマーケットが大きく、バカンスの過ごし方の一つとして日常的に話題にあがってくるような存在でもある。想像よりも気軽にクルーズの旅に出かけることができるのだ。

そこで、知っているようで知らない、どこかベールに包まれたクルーズの旅をオーストラリア・シドニー発着の5泊6日で体験してきた。

今回乗船した「クイーン・エリザベス」は、英国王室が世界で唯一女王陛下の名前を付けることを許した旅客船だ。

1840年イギリスの旅客船会社キュナードにより運行を開始。約180年におよぶ英国の歴史と伝統に彩られたラグジュアリーなクルーズは、時代を超えて世界中のエグゼクティブに愛され続けてきた。

まず、クルーズの旅が決まると、特設サイト「マイキュナード」へのアクセス権が与えられる。そこでは乗船を待ちながら、船内のレストランやアクティビティの事前予約ができ、旅に出かける前から高揚感に包まれ始める。

◼️乗船までの流れ
予約番号をもらったら、WEB上からマイキュナードへログインできる。
<マイキュナード上でやるべきこと>
・パスポート情報の登録
・顔写真の登録(乗下船時に登録された顔と照合があり)
・緊急連絡先の登録
・乗船中のクルーズカードに登録するクレジットカードの情報の入力

また、ディナーの時間・テーブル人数・ベッドサイズの選択が可能。乗船が近くなるとマイキュナードからボーディングチケット、クレームタグの発行ができる(チケットは印刷またはダウンロード)。加えてレストラン予約や寄港地オプションの予約もマイキュナードから可能に。

フリードリンクパッケージは約$70/1日、Wi-Fiは約$30/1日(海上は電波がないので仕事をする人はWi-Fiの購入がおすすめ)。

旅の数日前になると、「マイキュナード」上に自分のチェックイン時間が表示され、乗船当日はその時間に合わせてターミナルとなる港を目指すこととなる。

ターミナルに近づくと見えてきたのは、想像を遥かに超える巨大なクルーズ船。

クイーン・エリザベスは、全長294mという巨大な旅客船だ。例えるのであれば、横浜のランドマークタワーをそのまま横にしたようなサイズ感。乗客約2,000名、乗組員1,000名もの人たちが乗り込んでいるという圧倒的な船の規模感には目を見張るものがある。

「マイキュナード」上で事前登録を済ましておけば、チェックインはいたってシンプル。空港にあるようなセキュリティーを通過し、いよいよ乗船となる。

大きな荷物を持った乗客が続々と乗船手続きを進めていて、巨大なクルーズ船を目の前に胸が高鳴る。

アール・デコを基調としたラグジュアリーなインテリア

事前にSNSや公式サイトで予習していたとおりの船内は、真鍮とウッドを用いた伝統的なアール・デコ様式が取り入れられ、どこを切り取ってもラグジュアリーそのもの。

船内に入ると、まず乗船券に書かれた部屋番号を頼りに客室に向かう。

今回宿泊したのは4つあるカテゴリーのうち「ブリタニア」というスタンダードクラスの海側バルコニー付きの部屋。

窓を開ければ潮風が感じられる開放感は、クルーズの醍醐味! 部屋を予約する時は、バルコニー付きの客室がおすすめだ。

残り3つのカテゴリー「ブリタニア・クラブ」「プリンセス・グリル」「クイーンズ・グリル」を含め、それぞれに専用のメインダイニングがある。

「ブリタニア」カテゴリーだけでも十分ラグジュアリーだが、よりラグジュアリーを楽しみたい人には「プリンセス・グリル」や「クイーンズ・グリル」といった最上級のサービスを受けられるカテゴリーを選んでみるのもおすすめだ。

例えば、「クイーンズ・グリル」は、クイーン・エリザベスで最も広い最大約128㎡のスイートルームに宿泊することができる。

クイーンズ・グリル スイートを予約すると専属のバトラーがつき、“お世話係”として荷解きからレストランやアクティビティの予約、メニューにない料理のリクエストにいたるまでいつでも何でも相談できるという。

海の上でも退屈させない娯楽が満載!

それぞれの客室には、毎日「デイリープログラム」が配られる。そこには、船内にある施設の紹介や営業時間などの基本情報とともに、その日船内で楽しめる食事やアクティビティが記載され、一覧となって確認できる。

朝はヨガやピラティスなどのフィットネスクラス。日中はゴルフやダーツトーナメント、著名な映画監督、作家、スポーツ選手などのスペシャルゲストを招いた講演会やさまざまなバンドによる生ライブにビンゴやクイズ大会。

朝から晩までゲストをもてなすコンテンツやエンタメ、アクティビティが用意されているのだ。毎日ベットメイキングサービスのタイミングで配られるプログラムを見ながら翌日の過ごし方を考えるのも楽しみの一つ。

毎晩、ベットメイキングの際に次の日のプログラムがベッドの上に置かれる。英語が得意でなくても大丈夫。日本人向けには日本語に訳されたプログラムも用意されている。

クルーズ旅の魅力はタイパ&コスパのよさ。寄港地の観光も

クルーズの楽しみは船内にとどまらない。

クルーズの旅は、大きく「シーデイ(海の日)」と「寄港日」に分けられる。「シーデイ」は次の目的地に移動しながら航海を楽しむ日。「寄港日」は、予めコースに組み込まれた観光地を巡る日にあたる。

今回のコースでは、オーストラリアの人気観光地の一つであるメルボルンと大自然に囲まれたバーニー(タスマニア)を訪れたが、他にもアジア、カリブ・地中海、アラスカなど世界各地を巡るコースから自分に合ったツアーを選ぶことができる。

加えて、クルーズの面白さといえば、“動くホテル”の名のごとく、寝ている間に目的地に到着していること。

一般的な交通手段でシドニーからメルボルンに旅をしようとすると、約1.5時間のフライトに空港までの移動やホテルの手配など、時間もお金も労力もかかる。

一方、クルーズツアーであれば、一度船に乗り込んでさえしてしまえば、このすべてを最大限に節約できるのだ。かさばる荷物も船に積んだまま出かけられるので、とにかく楽チン。

あれもこれも一度に味わいたい人にはもってこいの旅である。

そんな魅力ある「クイーン・エリザベス」の気になるグルメやナイトライフとは?次編に続く。

◼️今回体験した「クイーン・エリザベスで行く オーストラリア5泊6日」
出発地:シドニー発(オーストラリア )/シドニー(オーストラリア)着
期間:2024年3月4日~11日
<スケジュール>
3月4日 東京発 → シドニー着 ※空港到着後ホテルへ移動。
3月5日 ホテルからシドニー港へ移動。午後乗船。
3月6日 終日航海。
3月7日 メルボルン寄港
3月8日 バーニー(タスマニア島)寄港
3月9日 終日航海。
3月10日 シドニー 午前下船→自由行動→時間未定 空港へ移動
3月11日 日本帰国
料金:海側バルコニー¥130,000<2名1室利用の場合の1名あたりの代金、租税・手数料及び港湾費用別、航空券代別>
そのほかのクルーズ旅はこちらから▶︎▶︎

問い合わせ
キュナード・ライン https://www.cunard.com/ja-jp/contact-us

TEXT=今井未央

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