「マスクで顔が隠れている今のうちに」と、美容医療にトライする男性が増えている。今回は、気になる頰のたるみに効果的な「糸リフト」について、東京美容外科 新宿院院長の冨田壮一先生に話を伺った。
“今”だけでなく未来まで考えた施術を提案しています
「最近、PCのモニター画面に映る自分の顔を見て愕然としました。頰がたるみ、ほうれい線が目立つようになった気がして」と33歳のA氏は話す。なんとかせねばと駆けこんだのが、男性患者が多く通い、青汁王子の糸リフトを担当するなど、定評がある東京美容外科新宿院だ。
施術を担当する冨田先生はA氏の皮膚や骨格を丁寧にチェックし、「たるみやシワの程度がそれほど深刻ではないので、糸リフトがお薦めです」と提案。
糸リフトは、特殊加工を施した溶ける細い糸を皮膚内側に挿入し、糸の牽引力でフェイスラインを引き締める、切らないリフトアップ法。施術時間は1本あたり約5分、ダウンタイムが1~2週間と短く、見た目にもほとんど出ないことが特徴だ。
「今回は、トゲの周りを3Dメッシュが覆うテスリフトと、らせん状のトゲがついたミントリフトⅡWinkを組み合わせて行いました。いずれも従来の糸に比べ、牽引力や効果の持続性が高い最先端素材で、安全性も確保されたものです」
しかも、2本の糸が継続的に肌を刺激し、コラーゲンやエラスチンの生成を促進。肌全体にハリや弾力が出るため、たるみやシワ予防にも有効だという。
「仕上がりを左右するのは、糸を顔のどの部分に、何本程度、どの深さまで通すか。仕上がりを具体的にイメージしながら施術しています。ご本人の要望も尊重し、骨格や体質的に合わないとか、将来的なダメージが予測される場合は、お断りすることもあります。美容医療は、患者様の“今”だけでなく将来までも考え、安心・安全を担保したうえで行うべきものですから」
この言葉どおり、冨田先生の信条は「患者サイドに立った施術」。A氏も、「カウンセリングが丁寧で、施術も優しく声をかけながらだったので、安心してお任せできました」と満足げだ。
「身体は心の器。外見の悩みが解消されれば、心も前向きに明るくなります。そのお手伝いができれば嬉しいですね」
冨田壮一先生のRule of wisdom
1.技術と知識のブラッシュアップ
「新しい施術が次々と出てきますが、重要なのは有効性と安全性。エビデンスを検証して信頼できるものを厳選し、技術研修も行います。形成外科の観点からも技術と知識の向上を心がけています」
2.希望と現実のバランスを重視
「本人の希望とプロとしての見立てが異なる場合もあります。希望と現実のバランスをとり、メリットとデメリット、術後のことも説明し、患者さんが満足いく結果になるよう努めています」
東京美容外科 新宿院
住所:東京都新宿区新宿3-19-4 MLJビル9F
TEL:0120-658-958(年中無休)
営業時間:10:00~19:00(予約制)
料金:糸リフト1本 ¥66,000〜
※予約時に「GOETHEを見た」と伝えると、通常 ¥385,000の糸リフト入れ放題プランが ¥300,000に(2024年1月25日まで)。