それぞれの解釈で表現し合う、新しいコラボレーションの形
ラグジュアリーとストリート、ビジネスとカジュアル、アーバンとアウトドア。あらゆる垣根が取り払われようとしている昨今。それは、もはやメゾン同士においてもだ。このたび、「フェンディ」と「ヴェルサーチェ」がコラボレーション、いや、正しくは相互解釈と呼ぶ。ブランドの歴史を共有、またその名を「フェンダーチェ」とし、それぞれの解釈を表現した「ヴェルサーチェ バイ フェンディ」「フェンディ バイ ヴェルサーチェ」の2ラインから成っているからだ。前者はFFロゴとバロッコプリントとのゴージャスな共演が、後者はセーフティピンをモチーフにした90sパンクロックをベースに。
で、今回は両ラインのシューズをピック。足元選びがコーディネイトの主役となっている昨今、スニーカーは語るに及ばず、ローファーもダブルソールにメタルクラスプという強めなデザインで、注目が集まるのは明らか。そもそもこの両者のタッグ自体が貴重である。