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2021.04.24

ロンドンのファッショニスタの間で話題のアンダーウェア

日本の伝統的な和柄を、モダンにアレンジしたデザインに海外も注目。ロンドンのファッショニスタの間で話題になったのが、ヴェラロフのアンダーウェアだ。自分好みのデザインを選べば、気分も高まり仕事のパフォーマンスUPにもつながるはずだ。

VELAROF

己を上げる下着の条件とは

プライベートジムの経営者であり、パーソナルトレーナーやフィットネスモデルとしても活躍する井上ジュニア氏。

ジムは黒で統一されたスタイリッシュな雰囲気で、井上氏の服装は、それに合わせて全身を黒や白でシンプルにまとめることがほとんどだ。だからこそ、アンダーウェアは逆にエッジの利いたデザインを選び、気分を上げたいと話す。

「例えば、フィジークの大会に出場するような勝負の時は、赤いアンダーウェアをはきます。色に情熱が宿っている感じがしますし、気に入ったデザインなら自信も湧いて、高いパフォーマンスにもつながる。会場で着替える時に、他の選手にも“カッコいい下着をはいているな”って思わせたいですね」

左から時計回り:洗顔料¥1,980、保湿ジェル¥2,420(ともにディズム/アンファー TEL:0120-866-866) タオル¥5,500(マイクロコットン/ヘリオス TEL:0532-88-6305) ウェザージャケット¥26,400、スニーカー¥16,830(ともにオン・ジャパン TEL:050-3198-1181) トートバッグ¥17,600(アッソブ/アンバイ TEL:03-6434-0709)

また、ホテルのジムでは、見えないところにこそ品格が表れると痛感することが多いという。

「そこにいる、いわゆるエグゼクティブたちは、全身ピシッとされています。下着にも気を使われているので、自分も意識するようになりました」

他人に見られても見られなくても、デザイン、はき心地に優れたアンダーウェアを選ぶことにこそ、己の真価を問われるのではないだろうか。

日本の優れた縫製技術

左:生地はとても軽くて柔らかい。伸縮性にも優れ、身体に快適なフィット感をかなえている。肌と一体化したような極上の着用感がたまらない。中央:ウエストのゴムは、洗っても毛玉になりにくい素材を使用。ブランドのロゴをクールに主張する。右:日本の優れた縫製技術で作られているため、ゴムのつなぎ目もフラットな仕上がりに。はいた時にストレスを感じない。

和柄をモチーフにしたデザイン

昨シーズンデビューし、和柄をモチーフにしたデザインが特徴のヴェラロフ。今季の新作は3種類をラインナップ。画家・尾形光琳の作品からインスパイアされたのが「Yen Joy」。カラフルな工字繋ぎのなかに描かれた日本の伝統的な五七桐紋が印象的だ。「Neo Uroko」は、和柄鱗模様をオリジナルのネイティブパターンに落としこむ。「Twisted Soroban」は、強さを意味する錨(いかり)がトレードマーク。それをチェーンで取り囲み、算盤(そろばん)絞りの柄を描くことで、絆を表現している。
今季の新作は3種類

各¥5,940

Junior Inoue
1982年ブラジル生まれ。モデルとしてパリやミラノコレクションに出演。現在は会員制ラグジュアリープライベートジム「アイコニック」の代表を務め、パーソナルトレーナー兼フィットネスモデルとして活動中。

ICONIQ
住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷3-59-4
TEL:03-5411-8711

「VELAROF」の詳細は公式ウェブサイト

TEXT=石川博也

PHOTOGRAPH=鈴木規仁

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