2022年の夏休み、最後の週末にあたる8月27日、「SHIMODA RENDEZVOUS 2022」が3年ぶりに開催された。澄み切った海。緑輝く山。亜熱帯のリゾート地、伊豆下田でまる一日、大人たちが徹底的に遊びまくった。
大人のわがままを叶える贅沢空間!
伊豆半島を南北に走る国道135号線を南下すると、河津あたりから海の色が濃いブルーからエメラルドグリーンへと変わる。白浜海岸のまぶしさに目を細め、外浦海岸の波光を見下ろして進むと、目の前に下田港が開ける。港の懐深く、武ガ浜が下田ランデブーの会場だ。
安田造船所が主催するだけあって、午前は地元の小学生たちを対象にクルージング体験が行われた。午後からは”アーバン・タイム”。大人対象のクルージング、ヘリコプターでの遊覧、スーパーカーの展示。そしてレーシングチーム、Tom’sによるカートのタイムアタックが行われた。
この日のために、コースを設営。灼けたアスファルトの上で白熱のレースを展開し、タイムを競い合った。ウィナーには、メイド・イン・ジャパンであることにプライドを持つブランド、JPNの時計が贈られた。
クライマックスは、下田港に夜の帳が降り始めた6時40分ごろから。街を見下ろす下田の象徴ともいえる寝姿山をバックに、花火が打ち上げられた。夏の夜空を彩る大輪の花に街中のテンションが上がる。波に揺れる水面に映る幻想的な光に参加者がうっとりする。
去りゆく夏の名残を惜しみ、2022年の下田ランデブーは幕を下ろした。