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2024.11.30

安東弘樹アナが体感! グッドイヤーのオールシーズンタイヤで雪道は平気なのか

自他ともに認める“クルマ好き”であるフリーアナウンサーの安東弘樹。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員も務め、これまでに48台ものクルマを乗り継いできたカーガイが、グッドイヤーのオールシーズンタイヤ「ベクター フォーシーズンズ ジェンスリー エスユーブイ」を履いた愛車で、軽井沢の雪道を走り回るウィンタードライブへ!

「VECTOR 4SEASONS GEN-3 SUV」の走破性

「おー、これは凄い!!」————これはグッドイヤー「ベクター フォーシーズンズ ジェンスリー(以下ベクター)」を履いた愛車で、初めて雪上路面を走った時に思わず出た言葉です。

2023年6月に、GOETHE WEBの試乗記事で「ベクター フォーシーズンズ ジェンスリー エスユーブイ」を履いて、ウエット路面を走った時と同じような言葉が出たことに、自分でも苦笑してしまいました(笑)。

安東弘樹/Hiroki Ando
1967年神奈川県生まれ。フリーアナウンサーとして活動する傍ら、2017年から日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員を務め、自動車ジャーナリストとしても活動。愛車遍歴は48台という正真正銘の自動車愛好家。現在は、BMW X5 PHEVやガレージでの太陽光発電を駆使したゼロエミッションを実現するプジョー e-208を愛でる。

ベクターの試乗を行なったのは2024年3月、快晴の軽井沢。数日前にかなりの雪が降ったということで、期待していたのですが国道などの幹線道路には雪がまったく残っておらず……。それでも、雪を求めて別荘地などの細い路地に向かったら、かなりの雪が路面に積もっていました。

細い路地はクルマが滑ったら、なにかに接触してしまうほどの状況だったので、若干の緊張感を持ちつつ、積雪路面に入りグリップ性能を確認。その際に出たのが、この「おー、これは凄い!」という言葉です。

取材は2024年3月、雪を求めて軽井沢で。積雪の少ない2024年の軽井沢は、残念ながら国道など、主要幹線道路での積雪はほぼ皆無。標高を上げた別荘街エリアで圧雪路を見つけ、雪上テストを行った。

初めてオールシーズンタイヤで雪上路面を走った今回。最初は少し不安な気持ちもありました。ネットの記事を見ても「オールシーズンタイヤで雪の路面を走るのは危険」とか、「必ずスタッドレスタイヤを履いてスキー・スノボには行くべき」というものばかり。

2024年3月に行ったロケの翌日には、朝から仕事があったので所属事務所からも「大丈夫?」と確認されて、「恐らく大丈夫だと思います……」と応えるしかありませんでした(笑)。

タイトな路地に出ても、終始グリップ性能は安定していたグッドイヤーのオールシーズンタイヤ「ベクター フォーシーズンズ ジェンスリー エスユーブイ」。レンジローバー ヴェラールの悪路走破性も相まって、安心感はひとしお。なんら不安もなく勾配を登坂できた。

そんな半信半疑で挑んだこのベクター雪上試乗ロケだったのですが、雪上を走った瞬間に心配が“杞憂”だったことを確信。グッドイヤーの方にも「雪上でも問題ありません」とお墨つきをいただいたので、安心して雪上ドライブを楽しむことができました。

純正指定タイヤを2023年6月、グッドイヤーの新型タイヤへと履き替え。履き替え後の走行距離は3万kmに達したというが……。「スノー路面は不安もなく、タイヤがよれることもなくハンドリングも好印象」とは安東。

オールシーズンタイヤとは思えない乗り心地

試乗中は前に他のスタッフが乗るスタッドレスタイヤを履いたFFの国産コンパクトカーが。もし私が滑ったら4人のスタッフが乗るクルマに衝突してしまう……。

そんな緊張感溢れるドライブだったので、速度に気を付けながら慎重に後を追っていたのですが、これまで経験したスタッドレスタイヤと同じ感覚で走行してもまったく遜色ないくらいのグリップと安定感。「オールシーズンタイヤ」を履いていることをついつい忘れてしまうほどした。

レンジローバー ヴェラールの四駆性能も手伝って、某国産ハイブリッドのFF駆動でスタッドレス装着車が登れなかった斜面でも無問題。トレッド中央部にある大型のサイプが雪を排出するだけでなく、燃費性能やロングライフといった環境性能も付加。

それどころか、スタッドレスタイヤを履いていたスタッフ車が、滑って登るのに苦戦していた坂道も、4輪駆動とはいえ難なく登ってしまいました。高速道路には雪が積もっていなかったので、積雪路を走るまではノーマルタイヤで軽井沢まで来たような感覚です(笑)。

一方で、スタッドレスタイヤに少し劣る点を感じた瞬間もあり……。別荘地の細い路地で鋭角に交差点を曲がった際、スタッドレスタイヤとほぼ同じ速度で鋭角にステアリングを切ったら、いわゆるプッシュアンダーステアのような状態になり、曲がりきれなくなりました。

4輪駆動のクルマなので、アクセルを踏んで交差点を曲がるという手もありますが、かなり細い道ですし速度も出ていなかったので、ブレーキを踏んで速度を落とし曲がり直して。

軽井沢の景勝地を巡った日帰り雪上ドライブ。安東の自宅がある千葉県から長野県軽井沢まで片道約200kmだが、本人曰く「渋滞さえストレスと感じない。とにかくクルマから降りたくない」という。

スタッドレスタイヤと比べると、雪上などの滑る路面では、オールシーズンタイヤは横からの入力に対して少し弱いのかもしれません。そこは、ひとつの特徴として覚えておく必要はありそうです。

また、高速道路での雪上走行の機会がなかったのは少し残念でしたが、積雪の残る有料道路を70km/h程度で走行した限りでは、常に安定した走りだったことをお伝えしておきます。

冬性能をはじめ、ウエットとドライ路面での走行性能を一段と高め、快適性も備えた「ベクター フォーシーズンズ ジェンスリー」。価格はオープンプライス。国際的な雪規制が掛かった路面でも安定して走れるうえ、日本の高速道路冬用タイヤ規制に適合した「スノーフレークマーク」も付く。

冬のルーティンを変える“黒子タイヤ”

今回、取材のために試乗したタイヤは、夏に装着したまま日常でも使っていたので、新品の状態から9000km程度走行した状態。でも、この程度の走行距離ではほとんど摩耗しておらず、雪上走行でも問題のない乗り心地を堪能しました。

別荘地を離れてドライ路面の国道に戻っても、ノーマルタイヤと同じように曲るし、止まることもできる。あらためて、どんな路面でも不安を感じさせない、頼もしい究極の“黒子タイヤ”なんだと実感とともに関心した次第です。

負荷の大きいショルダーブロックも強固にすることで操作時のタイヤ変形が低減。新オールウェザーコンパウンドを採用したことで耐摩耗性も向上させたという。

ちなみに、この取材が終った後に食べたお蕎麦が、より美味しく感じたのは言うまでもありません。普段の運転からすれば長距離とは言えないほどの近場だった今回の雪上試乗会。

私のような豪雪地帯に住んでいるわけではないドライバーは、冬場だけスタッドレスタイヤに替えるというルーティンをまずはこのベクターで変えてみてはいかがでしょうか。

タイヤの置き場所に悩む必要もなくなり、経済負荷や環境負荷も減らせるというベネフィットも付いてきますよ。

TEXT=安東弘樹、EDIT=ダニエル利樹、坂本遼佑(c3ec-creations)

PHOTOGRAPH=デレック槇島

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