MAGAZINE &
SALON MEMBERMAGAZINE &
SALON MEMBER
仕事が楽しければ
人生も愉しい

GOURMET

2022.04.15

ワインラバーが今、寵愛するワイン3選【Part2】

気分によってワインを選ぶのが大人の嗜み。ワインラバーたちに今の〝バディ〞3本を選んでもらった。今回は、バー経営者の寵愛する3本をご紹介。【Part1】はこちら

ワインPart2-2

誰もに愛される人生の伴走者

大学卒業後に働いたレストランでは、毎日必ずワインを1杯飲んで経験値を高めていったというのは、都内で3店のバーを経営する黒瀧和之氏。以来、ボルドー5大シャトーやカリフォルニアのカルトワインなど高級ワインも数多く飲んできた黒瀧氏が、今愛してやまないのが、ブルゴーニュの白ワインだ。それまで赤ばかり飲んできた黒瀧氏が、白に開眼したのもブルゴーニュがきっかけ。巨匠エティエンヌ・ソゼの血を引くジャン・マルク・ボワイヨなど、どれも超一流の造り手ながら、実は、これらは比較的容易に手に入る。

ワインPart2-SUB

特別な日ならオーパス・ワンが相棒に。知名度もカベルネの濃厚な味わいも、場が盛り上がる1本。

「僕にとってワインとは、人を喜ばせ幸せな場をつくるモノ。あまりに希少なものだと、相手に気を使わせてしまいますし、開けたら劣化していたというリスクも。それよりも、相手が気を使うことなく、誰にも喜ばれるものを選んでいます」

愛すべきワインとは、自分の生活の一部になるようなものと黒瀧氏は言う。

「1回だけの特別な出合いもいいのですが、それよりも何度も飲みたい、飲ませたいと思うのがこれらのワイン。僕にとっては、まさに人生を一緒に歩んでいけるワインだと思います」

ワインPart2-1

右:バシェ・ルグロ ムルソー レ・グラン・シャロン 2015 中:ジャン・マルク・ボワイヨ ピュリニー・モンラッシェ プルミエ・クリュ レ・ルフェール 2018 左:ポール・ペルノ ピュリニー・モンラッシェ プルミエ・クリュ シャン・カネ 2020
6世代続く家族経営のバシェ・ルグロ、ピュリニー村を代表するドメーヌのひとつであるポール・ペルノなど、信頼できる造り手が手がけたものをセレクト。「10年以内のものはブレがなく、そのミネラル感の虜になっています」

黒瀧和之
1987年青森県生まれ。大学卒業後、バグースに入社しレストランのサービス担当に。2016年に独立し飲食のコンサル業を経て、バーを経営。三軒茶屋「BAR 1919 STAND」など3店舗を経営。

TEXT=牛丸由紀子

PHOTOGRAPH=古谷利幸

PICK UP

STORY 連載

MAGAZINE 最新号

2024年6月号

ボルテージが上がる! 魂のハワイ

2024年6月号表紙

最新号を見る

定期購読はこちら

MAGAZINE 最新号

2024年6月号

ボルテージが上がる! 魂のハワイ

仕事に遊びに一切妥協できない男たちが、人生を謳歌するためのライフスタイル誌『ゲーテ6月号』が4月25日に発売となる。今回のテーマは、安息と刺激が共存するハワイ。オアフ島に加え、ハワイ島、ラナイ島と3島にわたるアイランド・ホッピングを総力特集! 知る人ぞ知る、超プライベートリゾートから、新しくオープン&リニューアルしたホテル情報、最旬グルメ、死ぬまでに一度はみたい絶景、最新ゴルフ場事情など、今知りたいハワイを完全網羅する。 表紙は、ソロアーティストとして新たな道を突き進む、三宅健と北山宏光のふたりが登場。

最新号を購入する

電子版も発売中!

定期購読はこちら

SALON MEMBER ゲーテサロン

会員登録をすると、エクスクルーシブなイベントの数々や、スペシャルなプレゼント情報へアクセスが可能に。会員の皆様に、非日常な体験ができる機会をご提供します。

SALON MEMBERになる