吹き抜けのロビーを見渡しながらも、独立したANAインターコンチネンタルホテル東京のシャンパン・バーをご存知だろうか? 2021年10月1日から2023年9月30日までの2年間限定で、装い新たに日本初上陸となるシャンパーニュメゾン「テルモン」ブランドにフォーカス! 多くの人に支持されるであろうその世界観とは?
ANAインターコンチネンタルホテル東京に誕生した新たなオアシス
ANAインターコンチネンタルホテル東京のロビーに降り立つと、ひと際存在感を放つエリアがある。吹き抜けロビーの2階に舞台のごとく広がる空間こそが、10月1日に誕生した「シャンパン・バー by テルモン」だ。シャンパーニュメゾン「テルモン」の冠を掲げるシャンパン・バーとして、記念すべき第一号店となる。店内に一歩足を踏み入れると、床は味わいのある木材が敷き詰められ、どこか温かい雰囲気が漂う。またバーカウンターの背面にはグリーンの土壁の装飾がドラマチックに施される。
この空間デザインは、テルモンが掲げる目標である「次世代のために美しい自然を守っていく」というサステナブルな想いを具現化させたもの。床やテーブルに使用されている木材は全て再利用した古材で、バーカウンターの背面の土壁とともに、環境に優しい空間に。またブランコ式の椅子席「スイングシート」では、ブランコの揺れという人力によって発生する電力で、壁面ディスプレイに灯りを灯すユニークなサプライズも用意。ロビーの吹き抜け空間に位置するため、密とは無縁の独特な特別感も相まって、会話も弾むことだろう。

こちらで味わえるのは「レゼルヴ・ブリュット」「レゼルヴ・ロゼ」「レゼルヴ・ド・ラ・テール」「ブラン・ド・ブラン ヴィノテーク」の4種。量より質を大切にした複雑で癖になる味わい。
かつてないシャンパーニュメゾン「テルモン」の味わい
日本初上陸となるテルモンはテロワールへの敬意を貫くため、環境保護に基づく独自のスタイルを築き、2017年に初めてオーガニック認証を取得。軽やかでありながら、しっかりとした構成で、キリッとしたテンション。どのオーガニックなシャンパンとも違い、何層にもなった複雑味を感じるリッチな味わいが広がり、格別のひと言。
面白いのは、フロントラベルに詳細なシャンパンの情報を記載している点だ。自然への敬意とサステナブルな葡萄栽培の哲学から、毎年の収穫がもたらす個性を重視して、葡萄の品種や割合、ヴィンテージ、製法のみならず、適温やフードペアリングの提案までもラベルに明記。すべてを明らかにする透明性を誇る。

環境に優しい空間デザインに合わせて、立体式で升目がある木製ボックスにセットしたペアリングメニュー「ナチュール」¥5,594(一人あたり ※写真は2名盛り)。レゼルヴ・ブリュット1杯、ハモンセラーノ、ミラノサラミとイベリコチョリソー、サーモンとクリームチーズカナッペ、フォカッチャとドライフルーツブレッド、カマンベールチーズ、エメンタールチーズ、ジェラールブルーチーズ。
語らいにぴったりのペアリングメニュー
さらなるお楽しみは、テルモンのシャンパーニュと最高のマリアージュを実現するペアリングメニュー。レゼルヴ・ブリュット1杯がついた「ナチュール」(¥5,594)と、レゼルヴ・ブリュット1杯、レゼルヴ・ロゼ1杯がついた「テロワール」(¥11,187)は、シャンパンの味わいを多角的に増幅させてくれる構成。他にも、フォアグラのミルフィーユやカニのパイ包みなどのアラカルトも用意。
久しぶりに会う友人はもちろん、特別な人と時を過ごす場として相応しい、そんなシャンパン・バーが赤坂に誕生した。
シャンパン・バー by テルモン
場所:ANAインターコンチネンタルホテル東京 3F
時間:水〜金曜17:00〜21:00(L.O.20:00)、土曜11:30〜21:00(L.O.20:00)、日曜、祝日11:30〜18:00(L.O.17:00)
席数:38席(全席禁煙)
価格:「テルモン レゼルヴ・ブリュット」グラス¥3,480、ボトル¥18,645、「テルモン レゼルヴ・ロゼ」グラス¥3,978、ボトル¥22,374など ※税・サービス料込み
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