インスタにもしばしば登場する藤田晋氏のワイングッズ。「あれは一体、何だ」と気になっていた人も多いのでは? 藤田氏が選び、使い、愛するアイテムを一挙公開!
一流のこだわりが垣間見える
コルクを抜いた瞬間から、味わいが変化していくワイン。その個性を余すところなく味わうために重要となるのが、ワイングッズだ。
自らをワインオタクと称し、抜栓してから飲み頃になるまで、なんと「5時間待つことも厭(いと)わない」と話す藤田氏は、もちろんワイングッズの選択にも妥協はない。
これまでに数多くのアイテムを購入して試し、自身の納得できる逸品を探し求めてきたという。
それゆえ、手に入れたことで「家飲みの回数が増えた」古酒用のワインオープナーや、「寝る前にシャンパーニュを1杯だけ飲みたい」という願いがかなった最新のシャンパンセーバー、会食先にマイグラスを持ちこむために購入したワイングラス専用バッグなど、藤田氏のワイン道を極めるためのこだわりが、そのひとつひとつに詰まっている。
ワインを美味しく飲むためには、形から入ることもある意味正解。ワインのポテンシャルを最大限に楽しむための偏愛グッズは、藤田氏のワインライフのよき相棒とも呼べる。
ザルトのブルゴーニュグラス
コラヴァン
細いニードルをコルクに差すことで、抜栓せずにワインが注げるツール。注いだ分だけガスが補填されるのでワインの酸化を抑制でき、数日かけて少量ずつワインを飲むのに最適。「1~2杯飲みたい時や、飲み頃が来ているかチェックする時に使います」。
デュランドのオープナー
コルクが割れやすい古酒も、2枚の刃がコルクを挟むこのオープナーなら心配無用。「家で古いワインを安心して開けられるようになり、家飲みが一挙に加速(笑)。まさにワインライフが一変した重要アイテムです」と絶賛。友人たちにもプレゼントしたそう。
ペルラージュ
デキャンテリーノ
ライヨールのソムリエナイフ
数あるソムリエナイフのなかで普段使いしているのは、プロ御用達のライヨール。「適度な重さがありグリップ感もいいので、素人でも開けやすい。ワイン初心者にこそお薦めですね。安価なものと比べると、その使いやすさは圧倒的です」。
デンソーのワインセーバー
「セーバーもいろいろ試しましたが、今はこの電池可動のものを使用。とにかく楽なんです」。美しいフォルムかつ操作も簡単。ボトルに乗せるだけで自動的にボトル内の空気を抜き、ライトが点灯すると真空化が完了。ワインの酸化を抑制できる。
ドン ペリニヨンのシャンパンストッパー
銀座のフレンチレストラン「ル・シーニュ」で、ソムリエの有馬純平氏からもらったドン ペリニヨンのシャンパンストッパー。機能性はもちろん、デザインのカッコよさもお気に入り。「使っているだけで、ちょっとテンションが上がります(笑)」。非売品。
リーデルのキャリングバッグ
会食先にマイグラスを持ちこむ時に使うバッグ。「ボーリング場にマイボールを持ちこむのと同じです」。ソムリエナイフや使用後使うペーパータオルまで持参し、自らサーブすることも。ワインをとことん味わってもらうための、藤田流もてなし術でもある。