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GOURMET

2021.03.13

アラン・デュカスの愛弟子と名ソムリエの最強タッグが贈る、銀座の新生フレンチ

ビジネスパーソンたるもの、どんな時も頼りになる"必勝レストラン"のアップデートは怠るべからず。「ここ一番」のシーンで勝ちに行くための1軒をご紹介!

Le Signe

名前はまだない。シェフの出身地・熊本のあか牛は長い歴史を持つ和牛だが呼称の記録がないことからこのメニュー名に。料理はすべて¥28,000のコースの一例。

メニューに想像力が膨らむ、謎解きフレンチを体感!

銀座のフレンチといえば、いつの時代も変わらない"勝負レストラン"の鉄板。それだけに、店選びにもセンスが問われるところだが、華やかさに加えて大人の心を弾ませる楽しさに満ちた『ル・シーニュ』ならば、相手の期待値をはるかに上回る時間を過ごせるはずだ。

Le Signe

カウンターのみの空間は銀座らしい洒脱な雰囲気。

言わずとしれたフレンチの巨匠、アラン・デュカスの薫陶(くんとう)を受け、旧軽井沢ホテルの総料理長を務めた上野宗士シェフと『ドミニク・ブシェ』で敏腕ソムリエとして知られた有馬純平氏のアイデアが響き合う美食の空間。

上野宗士氏

ソムリエの有馬純平氏(右)とシェフの上野宗士氏。

コースのメニューに並ぶ謎解きのような文字がゲストの想像をふくらませ、好奇心を刺激する。食好きならば"暗号メニュー"は経験済みかもしれないが、その内容の豪華さや旺盛なサービス精神に「さすが銀座のフレンチ!」と驚かずにはいられない。

Le Signe

北の国から~2021冬~チプシリ。ヴァン・ジョーヌで香りづけした網走産のキンキには、脂の乗った魚と相性のよいルーサンヌを合わせて。ペアリングは¥16,000~(料理は別)。

キャビアが主役の夢のようなひと皿に、火入れの技が光る魚や肉料理、黒トリュフをふんだんに使ったデザートまで、10皿前後が登場するコースはサプライズの連続。ペアリングワインのセレクトも含めて、晴れやかな気持ちにさせてくれる。

Le Signe

黒雪。トリュフのアイスクリームの上からマイナス20℃で凍らせたトリュフをたっぷりと削って。

花も実もある謎解きディナーの終盤には、かならず"勝ち"を確信できるはずだ。

Le Signe
住所:東京都中央区銀座5-4-15 西五ビル6F
TEL:03-3571-0005
営業時間:18:30~L.O.20:00 
休業日:日曜・月曜
座席数:カウンター8 席 
料金:コース¥28,000~
※緊急事態宣言中は20:00閉店

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仕事に効くレストラン

TEXT=小寺慶子

PHOTOGRAPH=長谷川 潤

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