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2019.08.16

【青森県】中田英寿が全国の蔵元に教わった最高に旨い店<ゲーテイスト特別版>

2009年から’15年の6年半、のべ500日以上をかけて、47都道府県を旅した中田英寿さん。そこで出会った数々の酒蔵には、ある共通点があった。それは、「良質な蔵元であればあるほど、良質な食を知り尽くしている」ということ。中田さんが出会った全国津々浦々の特別なる蔵人にしか知りえない、最高に旨い”地元の名店”を紹介する。ゲーテのレストラン大賞「ゲーテイスト2019」に参加した中田さんによる、「ゲーテイスト特別版 全国の旨い店ガイド」がここに完成!

『菜のはな』

中田英寿が語る日本酒と食

常に国内外を旅し、現在は日本酒などの日本文化を世界に広めるための活動を行っている中田英寿さん。彼が手がける日本最大級の酒イベント「CRAFT SAKE WEEK」は、日本酒はもちろん食や音楽にもこだわり、日本酒ファンだけでなく、多くの人が訪れている。

現在1年365日外食だという中田さんにとって、酒とともに楽しむ食事も「人生を豊かにしてくれる経験」。少なくとも年間200軒は新規の店を訪ねるのだという。

「僕が大切にしているのは、食材の素晴らしさを感じられるかどうか。食材本来の味やテクスチャーを活かす料理ができているかどうかが気になります。店はネットで探すこともありますが、なかなか当たる確率は高くありません。確率を上げるには、やはり信頼できる人の情報が一番かなと思っています」

問題は「信頼できる情報を持っているのは誰か?」ということ。中田さんが注目したのは、普段付き合いのある全国各地の蔵元だった。

「酒蔵の多くは古くから地域に根づいているし、日本酒もその土地の食と一緒に楽しまれてきた。普段からその土地ならではの食材に触れて、かつ地元のお店にお酒を売っている蔵元の人たちなら、その地域の美味しいお店や地元ならではの食べ方を知っているのではないかと考えました。そこで全国の蔵元のみなさんにお薦めのお店を教えてください、とお願いしたところ、行ってみたいお店の情報がたくさん集まってきたんです」

今回は、蔵元から集まった誰もが知る老舗から地元の人だけが知る隠れた名店などの情報は、「ゲーテWEB」のほかにも、中田さんが開発している日本酒アプリ「Sakenomy」で公開する。

蔵元ならではのレアな情報で、きっと中田さんのように旅に出たくなるはずだ。

 

『菜のはな』 青森市/日本料理

推薦人
「田酒」/西田酒造店 西田 司さん(取締役社長)

メニューは基本、主人のおまかせのコース料理(8品・6000円~)「旦那さんが、地元でとれた美味しいものを一皿一皿ていねいに出してくれるんです。天然のとらふぐやアンコウなど、その時の旬のものを味わうことができます。昔からあるお店で、常連さんから長く愛されていますよ。」

『菜のはな』

菜のはな
住所:青森県青森市本町5-4-20
TEL:017-775-7265
http://www.aomori-nanohana.sakura.ne.jp/accsess.htm

 

西田酒造店
「田酒」と書いて、「でんしゅ」と読む西田酒造の純米大吟醸は、お米が獲れる田んぼのもの以外は使われていないのが特徴です。醸造アルコール、醸造用糖類は一切使用せず、米の旨みが生きる旨口の純米酒銘品。気品のあるまろやかなふくらみ、厚みがありながらキレの良さが際立ち、繊細な味わいを持つ懐石料理との相性が抜群です。

西田酒造店

銘柄:田酒、喜久泉ほか
創業:1877年(明治11年)
所在地:青森県青森市油川大浜46
TEL:017-788-0007
http://www.densyu.co.jp/index.html

 

『南部もぐり』 八戸市/居酒屋

推薦人
「陸奥男山」/八戸酒造 駒井秀介(専務取締役)

地元の酒好きに愛される、八戸の郷土料理が楽しめる人気居酒屋。「まずオーダーするのが『骨せんべい』。平目のえんがわ付きという贅沢なもので、香り華やかな『八仙』の特別純米と相性抜群です。名物『ホヤの酒蒸し』は、市内で提供しているのはおそらくここだけかと。磯の香りが口いっぱいに広がり、八戸の種差海岸の情景まで脳裏に広がる地元の名品。これには『男山クラシック』の燗酒でしょうね。また『サメ生酢』も外せません。県外の方にはあえて鮫と伝えず食べてもらうのですが、皆さん鮫の魅力に開眼(笑)。『陸奥男山』の超辛純米を合わせればパーフェクトです。我々が全幅の信頼を置く名居酒屋。大将との会話も楽しめるので、ぜひ足を運んでみてください」

南部もぐり
住所:青森県八戸市六日町8 山正ビル2階
TEL:0178-72-3632

 

八戸酒造
青森・八戸を代表する酒蔵として、青森県産の米と酵母、また蟹沢の名水にこだわり、多彩な美酒を生み出している。蔵の創業は安永4年。漆喰土蔵と赤煉瓦蔵の建物は文化庁の登録有名文化財に指定。「フルーティで華やか、芳醇旨口な『陸奥八仙』と、創業ブランドの辛口酒『男山』の2大ブランドが軸。これからも地元の食材を引き立てる食中酒を醸し続けていきます」

八戸酒造

銘柄:陸奥八仙、陸奥男山
住所:青森県八戸市大字湊町字本町9番地
TEL:0178-33-1171
https://mutsu8000.com/

 
中田さんが開発している日本酒アプリ「Sakenomy」では、さらなる情報を公開! さらなるレストランに加え、宿やお取り寄せ情報も掲載しているので、青森を旅するときのお供に!!

TEXT=本庄真穂、星 佑貴

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