いわば進軍を止めないキング、さらなる価値を求めて
スマートウォッチの人気が高まるなか、やはり歴史ある名作ゆえの〝映え〞は捨て難い。2022年、名門オーデマ ピゲの「ロイヤル オーク」が誕生50周年を迎え、次々にアニバーサリーモデルが発表されている。現在リリースされている主なモデルは、デイト表示付き37mmと39mm、そして41mmのクロノグラフ。限りなく入手困難な状況とはいえ、ファンにとって刺激的な1 年となりそうだ。
アニバーサリーモデルでは、特別仕様となる22Kゴールドのローターを備えた新キャリバーが採用される。また、今回を機に、ロイヤル オーク〝ジャンボ〞エクストラ シン以外のモデルには、さまざまな箇所でマイナーチェンジが行われている。ケースは上面と下面の斜面を広くすることで、ポリッシュとサテンの対比を強調。ブレスのラグは、台形かつ薄型となった。長きにわたり、時を彩ってきた「ロイヤル オーク」。その存在感は、時代も潮流もトレンドも超越した、いわば王ともいえる存在だ。