TRAVEL

2020.09.06

修善寺の名旅館の極上離れ「あさば はなれ 天鼓」【1日1組限定の宿】

密を避けるべく、1日1組限定の宿で緊張した心と身体を解き放ちたい。距離やプライバシーが守られるだけでなく、今までにない感動が味わえるはずだ。

名旅館の究極のもてなしを存分に味わう

もてなしの美学において、つねに東日本一の評価を得る修善寺の名旅館、あさば。

建て替えを経て、昨年5月にオープンした「はなれ 天鼓」は、家族や仲間で泊まれる海外のヴィラのような部屋を作りたいという主人と女将の想いが結実したもの。

ふたりは、建築からリネンなどの細部にまで徹底的にこだわったがゆえ、その完成は1年ほど遅れてしまったという。

2〜6名で滞在できる特別な離れは、平屋の日本家屋。220㎡の贅沢な広さの空間の中にある本間、主寝室、内風呂と露天風呂では、どこからも竹林から池へ水が流れていく優美な風景を眺められる。

「はなれ 天鼓」の間取りは、12.5畳、4 畳、12.5畳(すべて京間)、さらに広縁、テラス。12.5畳の寝室にはベッドが用意され、マットレスの上にはムートン、シーツは最高品質の海島綿を採用し、寝心地にとことんこだわった。

ヒノキが香る、源泉かけ流しの露天風呂。あさば初の部屋づき露天風呂だ。

吉野杉の天井、名栗の床など、日本の伝統的な建築技術を取り入れた造りになっている。

旬の食材をあさばらしい味と器で楽しめる料理。鮎の炭火焼と鮎ご飯は初夏から9月中旬に登場する人気メニュー。「はなれ 天鼓」では、さらに特別料理が楽しめる。

あさばといえば池に浮かぶ能舞台。能楽、狂言、文楽など、季節に応じて公演が催される。9月以降の公演はホームページで。

また、広縁、テラスの両方が備えられており、ここで修善寺の自然を感じながら、語らい、酒を飲むのはほどよく気持ちがいい。

料理は天鼓だけの特別メニューが用意され、そのうちひと品は、料理長が部屋に出向き、目の前で仕上げてくれる。

あさばを知り尽くした客も、この贅を極めた空間ではまた違った滞在を楽しめるはずだ。夜の静けさのなか、源泉かけ流しの湯に浸かり、気兼ねなく時間を使う。

1日1組だけの特別感を、そして名旅館の究極のもてなしを、存分に味わいたい。

Asaba Hanare Tenko
住所:静岡県伊豆市修善寺3450-1
TEL:0558-72-7000
客室数:離れ1棟、〈本館〉15室
料金:ひとり¥275,150~(2名1棟利用時、夕朝食つき、税サ込)
施設:露天風呂ほか、〈本館〉大浴場、能舞台、スパ、サロンほか
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