100年以上の歴史を誇るイタリアの老舗シューズブランド「プレミアータ」。ブランド初となる再生素材を使用したサステナブルモデルが4月9日(金)に発売となる。
ハイブランドやデザイナーズブランドからの信頼が厚い老舗「プレミアータ」
イタリア・モンテグラナーロの老舗シューズブランド「プレミアータ」をご存知だろうか? 1985年にイタリア・マルケ州で創業し、100年以上の長い歴史により培われたノウハウをフルに活かして製造され、そのスニーカーの履き心地とともに、シンプル、クラシカルをベースに、タイムレスなデザインにより、世界中にファンがいるブランドだ。
日本人にはカタカタの「ホ」にも見えるアイコンロゴは、プレミアータの「T」の部分と、ロック愛好家であるデザイナーがユニオンジャックからインスピレーションを受けてデザインされたもの。有名なハイブランドやデザイナーズブランドからのOEMの依頼も多い理由は、ひとえに、技術レベルの高い職人をかかえ手仕事を大切にした靴づくりが行われているから。
ブランド初となるサステナブルモデルが誕生
昨年秋冬、本国イタリアで発売したブランド初となるサステナブルモデル『JOHN LOW(ジョン・ロー)』が、満を持して日本に登場する。プレミアータは、サステナブルの発展には、原材料の適切かつ合理的な使用と、環境のためにできるだけ廃棄物を少なくするということが不可欠という考えのもと、新作「ジョン・ロー」を作ったそう。
この考えにふさわしい原材料を使用して、環境に配慮した革新的な技術により、生産上で生まれる生地・革・ソールなどの部材の廃棄物を回収して製造された、上質な素材だけを採用している。
具体的には、アッパーに使用しているevolo®の高品質スエードは、環境に優しいと認定され、特許を取得したプロセスを備えたSCIARADA(シャラーダ)社の皮なめし工場で製造されているもの。evolo®は自然環境と循環型社会の観念をもとに、資源をできる限り大切にするイノベーティブな製造工程。CO2排出量と主要資源である水を削減するため、革の端切れを回収、再生して、順番に処理している。スエード革の命の元である「資源」への十分な配慮がされているのだ。
また、インナーは土に還ることのできる生分解性のヤギ革を採用。害のある残留物がない有機材料でなめされ、非常に少ない水消費量で製造。アッパーは廃棄物(産業廃棄物、漁網、カーペットの一部)で生成されたLIMONTA(リモンタ)社のナイロンとECONYL®の糸を採用した。そして、ソールは、加工バリの回収から得られた50%の再生ゴムで製造され、残りの50%は純粋な天然ゴム。
こうして、徹底的にブランドが目指すサステナブルの形を追い求め、イタリアの特許を持つ再生素材を最大で80%も使用しているサステナブルモデルが実現したというわけ。2021年4月9日(金)より、直営店であるPREMIATA GINZA(プレミアータ 銀座店)と、オフィシャルオンラインショップで手に入る。
この春、いち早く軽やかに、前へと踏み出す一歩に相応しい一足を手に入れてみては?
PREMIATA GINZA(プレミアータ 銀座店)
住所:東京都中央区銀座3-3-6 銀座モリタビル1F
TEL:03-3563-2272